「フェラーリは好きぢゃない!アウディーだ!(*日本語意訳)」と、彼女は冷たく言い放った
血液型O、とにかく面倒くさがりで旅行前のパッキングは早くて前日という私。
今回の滞在後コンドーを賃貸に出すことを決め、どーしても必要な荷物を少しづつ日本に送ろうと郵便局でパッキンを買って来たのが先週。残り一ヶ月を切って(そろそろ準備をせねば!)と、ようやく重い腰を上げたのだが……。
楽しいことであれば人一倍フットワークの軽い私も、この手のこと、つまり作業と名の付くような事柄については一向に気が進まず、優先順位が圧倒的に低いのでついつい後回しになってしまう。で、昨日になってようやく箱詰め開始。ワードローブの中からパタヤではほぼほぼ着ることなかったジャージコレクション及びスーツカーディガンなどを厳選し、日本でなら今後使うだろうと想定される衣服を小さめのパッキン二つにまとめて郵便局に持って行った。
「外国(日本)に送る。ゆっくりでいい(船便)。中身は衣類のみ」と説明し、重さを計ってもらったら両方で8kg弱。
「これだと一つにまとめた方が安い」とのことで、パッキング係(?)のおばちゃんがどこかから大きなパッキン(ダンボールのことね!)を調達してきて詰め替えてくれる。さすがプロ!ピッタリと収まり、その間書類に住所を記載した上で箱にも直接送り元と送り先をペンで書く。
EMSの船便の費用は2850THB也。
(ふむふむ。これくらいならまだまだイケるな)と、使わなかったパッキン二つを手に一度部屋に戻り、今度は調子に乗って衣服にPS4を紛れ込ませて同じように二パッキン持って来た。すると係員に中身を見られ「コレはアカン」と思いっ切り断られる。「なんで?」と聞くと「怪しい機械だから運航に支障をきたす恐れがある」的なことをうんぬんかんぬんと。
「いやいやいやいやこれただのゲーム機だから。プレステ4よ。知ってるでしょ?」と粘るも「知らんわ!」と一蹴。泣く泣く持ち帰ることに。仕方ないから、今回の帰国時に持って帰るか。しかし、これって機内荷物じゃヤバいかな…。
で、全く同じことを繰り返す。今度は2980THBだったから若干重かったのかな?それにしても二つのパッキンの荷物を一つにまとめるおばちゃんのテクニックには恐れ入る。ちなみに箱は局外のよろず屋さんでいろんな種類のものが山積みで売られていた。でもって一度目は60THB二度目は70THBの箱代が別途掛かっている。
というワケで服についてはほぼ終了。後は靴とかバッグなどなど細かい物が諸々。必要のないモノについてはクルンテープのリサイクルショップで売るとして、あと1〜2パッキンはありそうな気配。あー面倒だなあ。それにしても「目指せミニマリスト!」とかほざいてた割にどれだけ多くの荷物に紛れて暮らしていたか、と、反省。いやこれでもかなり捨てた結果よ。マヂで。ちなみにDVDは一体何百枚捨てたことか……。
あ、でも歴代付き合ったカノジョ写真だけはどーしても処分できないなんとも情けない私なのであった(キモっ!!)。
閑話休題。
最近気になったことというか、話題として一つお伝えするとしたら某アウディーディーラーの件かな。
そう。いつオープンか定かではないがパタヤにもいよいよAUDIがやって来たのである。場所はサウスパタヤのスクムヴィットロード沿いでありバイクでよく通る位置なのですぐに気付いたが、少なくとも今回の来タイ時だからまだ新しいのではないか?と想像される。
さほど目立つ場所ではなく立地が良いとは言い難い中、ショールーム前にはカッチョイイ<TT>が鎮座しいる。<E-TRON>の表示もあるが、タイで買ったら恐ろしく高いのだろうなあ……。
さてさてさて、車に関しては特に<デコラ好き♪>、つまりシンプルというよりは飾りが多いごちゃごちゃしたデザインを好むと言われるタイロコピープルの方々に、同社のシンプルで洗練されたデザインの美しさ(*個人の感想です)が果たして受け入れられるのか?という疑問が湧くのは果たして私だけだろうか。しかも価格はかなり高いだろうから、もちろんメーカーも「タイのハイソに売れる」と踏んで進出して来たのだろうが、実際どーなのかな。
もちろんクルンテープでは何年も前から販売されていたし、私の知人の鈑金修理工場代表(女性)がQ2オーナーであり何度か乗せてもらったこともある。ただ、街であまり見掛けることはなかったし、実際今まではさほど売れていなかったのではなかろうか。
ところが今回広島チームのアテンドの最後にクルンテープに一泊した私は、街で看板や巨大映像での広告を頻繁に目にし、TVCMでも派手にやっているのを目の当たりにして(おお!これはいよいよアウディーさんも本腰入れてきたな!!)と肌で感じている。パタヤでも例えば某ディスコ<Hollywood>の正面入り口前に真っ赤なTTが置いてあったり、バイク運転中にもチラホラと見掛けるようになって来た。まあ、この辺りに限っては今の所西洋人が運転しているところしか見ていないが(*A5が多い)、そのうちタイ人オーナーも増えていくのかもしれない。
「だから何?」って話だよね。
もちろん興味ない人にとってはそーだろう。しかし、このニュースはタイの今後の景気を占う上では分かりやすい指針となるのでは?と、個人的には密かに思っている。よーするに、今後バンバン某AUDI社の車が売れ始め街で頻繁に見るようになればそれはそれでスゴいことだし、そうではないかもしれない。いずれにせよ、ネットを検索しても目立った記事がヒットすることもないので、ひょっとしたら私の気のせいなのかも。
最後に、この記事を書こうと思うキッカケとなった、一緒に寝ている最中S嬢が私に冷たく言い放った名台詞を紹介しよう。
「マイチョープオムナ(Ⅲ Ⅲ Ⅱ Ⅳ、舐めるの好きぢゃない)!アウディークワ(Ⅰ Ⅰ Ⅱ、挿入の方が良い)」(*挿入つまり〇⚪︎〇〇のことをタイ語でアウガンという)。
それを聞いた私は
(フェラーリは好きぢゃない。アウディーだ!*日本語意訳)というダジャレを思い浮かべ、不覚にも
「クククク」と独り
笑ってしまったのだ。
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