ナゴヤタイ料理店探訪シリーズVol.3
「キンマーマイカップ(22122333犬を食べますか?)」。
タイの東北地方ウボンラチャタニー出身と知って、ついついクセで聞いてしまう。サコンナコーンという県では犬を食べる風習があることを知ってから、出身地が近い子に会うと必ず問い掛けるイヂワルな質問。最初は「は?」と思うものの、すぐにジョークと分かるという高度な技である。
「マイクーイカー(経験ないです)」と、戸惑いつつ笑って答えるA嬢は日本在住歴5年目という。
そう。彼女のアルバイト先での会話であり、ナゴヤタイ料理店探訪シリーズ第三弾は納屋橋にある
@siamgarden.official さんからお届けする。
角がアールになった石造りの素敵な建物がアイコンのタイレストランで、昔から気になっていたお店。
予想通り店内はシックなインテリア。タイの高級料理店風の雰囲気でもある。
メニューを見るとプレートランチは税込1000円。思ったよりお値打ちではないか。
少し考えてトムヤムヌードルとマンゴープリンをチョイス。
スタッフのタイガールに声を掛け、久々に会話を楽しむ。お約束ジョークもちゃんと通じて社交辞令で笑ってくれるし、タイ人は本当に優しいな。
立派な器に入ったクイッティアオトムヤム(221123222タイラーメントムヤム味)は一目見ただけでウマいと分かるルックス。各種香草もやしの他しめじサニーレタス砕いたピーナッツなど乗っている具材もシャレている。
添え付けの調味料はほぼ現地のままで、ナンプラーを少し足したら味に深みが出てとてもウマかった。
ちなみに、タイでは麺を食べる時音を立てて啜るのは行儀が悪いとされる。なので、いちいちスプーンに乗せて上品にいただく。あとは、器を手に持ったり直接口をつけるのも御法度。ココは日本だからまあ良いが、コレもクセだ。
センレック(3233)と呼ばれる米粉麺はしっかりコシがあり量もたっぷり。タイのヌードルは基本一人前が少なく一日に何度もご飯を食べるのだが、大盛りにしてもまだ少ないので我々日本人には物足りない。しかし、そこは日本人対応でフツーの一人前分、いや少し多いくらいヴォリュームたっぷりだった。
そー考えるとやはり1000円は安いな。現地の高級レストランならクイッティアオだけで250〜300THBくらいしそう。
ただ、デザートのマンゴプリンは味が薄く完全に日本的。タイでならばどこで食べたってもっと濃厚なマンゴそのものの味がするからね。
いずれにせよ1000円は安過ぎるな。最近ではもーこのよーな逆転現象(日本の方が安い)は珍しくない。実際、前菜メインご飯ものコーヒーデザート付きで税込2200円のコースは更にお得感があるしね。
聞くとシェフはタイ人だそう。さすがだ。
で、マネージャーにご挨拶して名刺交換したらなんと某ヤマモリさんがオーナーとのことだった。なるほど。そーいうことか!
ヤマモリさんは元々三重県の会社で、タイに15年ほど前から進出して醤油などを作り続けている現地では有名な企業である。日本でもレトルトカレーなどタイ関連のプロダクトをたくさん販売しているし、三大ビールメーカーの一つビアチャーンと業務提携したりと、なかなかアクティヴな動きをしているので以前から注目していた。
サーヴィスもしっかりしているし、建物自体に雰囲気があるのでデートなどにも良いだろう。
次回は是非
女子同伴で。
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