「デリカシイ」のない人間は心のどこかが欠けているのか
数日前には各地で最高気温40℃超えを記録し、いよいよ夏本番といった昨今だが、まだまだ風はあるしそこまで暑くはない。コワイのは風が完全に止んだ時なのだ。しかし、暑いのがそこまで嫌いぢゃないので特にビビってもいない。寒いのに比べたらどれほどマシなことか。と、雪の映像を見る度思う。
さて、相変わらず出席表にサインだけしに学校へ足繁く通う道すがら、ビーチロードは週末のイヴェントhttp://pattaya-ri.com/pattaya-music-festival-2015/の準備でブースのテントが設置され、既に一車線が塞がれ渋滞気味。ただ、まだテントだけなのをいいことにバイクで中を走り抜けるのだが、これが案外気持ち良い。
臨場感を表す為にポケットからわざわざ某i-phoneを取り出して写真を撮ってみたものの、ご覧の通りシャッタースピードが速過ぎてスピード感がまったく出ていないので歩いて撮ったのと何ら変わりはない。
ウェブサイトを始めてからはこのように少しでも通常と異なる場面に遭遇すればなるべくカメラに収めている。そして、例え危険を犯したところで(バイクで片手運転をしつつ風景を激写)うまく伝わらないケースだってやはりあるのだ。
学校に着くといつものように同じクラスの生徒が一人玄関先で「ボーッ」としている。鼻のカタチからしておそらくイタリア人ではないかと想像する(根拠はない)彼に「グッドモーニング」と一応挨拶はするもののマトモに話したことはなく互いに名前も知らない。中に入って紙にサインした後、事務員と「今日は用事があるから行くね」
「明日は来る?」「多分」とだけ言葉を交わし、速攻で外に出てバイクに跨がる。四十絡みのクラスメイトは「コイツいったい何しに来ているのだ?」と訝しく思っているだろうが、そんなの知ったことではない。いつも流暢な英語でセンセーと会話を交わす彼。こちらからすれば欠かさず授業に出ているアンタの方こそ意味不明だ。
近くの某「スタバ」でショートアメリカーノ(ホット)を飲みつつ「Bangkok Post」紙を読む。そんな感じで一日が始まるのだった。
ところで、例の某「Facebook」というヤツは相変わらずうっとーしーね。
いったいどーいう理由なのか定かでないが、「知り合いかも」とかなり的確に余計なアナウンスをして来る。こちらからアクションを起こすことはないが、場合によっては「友達申請」されるワケで、今朝もたまたま例の美容師Fイ嬢から送られて来た。許可を取らず勝手にアップした彼女の写真が何枚かあったので「マズいかな」とは思ったけれど、特に断る理由もないので承諾。しばらくすると、案の定「写真消してよ!」と「line」のメッセージが届く。
「可愛く撮れてるのになあ」と思いつつ記事ごと削除するが、考えてみれば彼女は既に人妻であり(少し前にフィンランド人と結婚した)、確かに旦那にチェックされてはマズかろう。
「載せる前に言ってよね」と彼女は言うが、写真を撮られた時点で「何かに晒されるもの」と容認するのが現代社会のルールではないのか。少なくとも私はそう覚悟しているし、何度となく勝手に載せられもした。
こんなことが前にもあったぞ。
相手はやはり人妻で、写真こそ載せていないもののどうやら記事の内容がマズかったらしく、速攻でケータイに電話が入り「今消して!すぐ消して!」と大層怒られたものだ。まあ、実際問題お付き合いした女子に「デリカシイがない」と言われるのも毎度の話であり、大いに自覚もしているが。
「SNS」も使い方次第だな。やましい人にとってあれほどコワイモノはなかろう。
「デリカシイ」の欠片もない私のよーな人間はどうやら「後ろめた」さもあまり感じないのか。現に、出席簿にサインだけして授業をサボったところで1ナノも気が咎めないし、人妻と〇〇〇してもやはりそう。
何かが間違っているよーな
気がしないでもないけれど。
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