P.R.Iパタヤ総合研究所

タイ王国チョンブリ県パタヤ市及びその周辺においてのあくまでも個人的見解による研究、検証を元にした総合情報サイト。

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桁違いのお金持ちはやはりやっていることがスゴかった

      2017/03/28

現状のヴェトナムにおいてお金持ちとは基本的に元々の大地主、というか地権者が多いと思われる。

土地は国のモノであるから、古くから借地権を有していた、つまりその場所に勝手に居座っていたとか何らかの理由で利権をもっていた人達がそのデカい土地を又貸ししたり借地権を売却したり、あるいはそこで何らかの商売をしたりして金持ちになったパターンが主なのだろう。

ハノイは既に結構地代や家賃が高いから、土地を借りて建物を建てるもしくはテナントを借りて新たに商売をするのはなかなか大変だと思われ、現に私が絡んでいるカーケア施設も初期投資と地代がかなりの額となり利益を出すのは並大抵ではない。

いずれにせよ税金のせいで車の取得費が恐ろしく高いこの国で、店に高級車でやって来る人々はそこそこお金持ちなはずであり、世間話で業種を知る機会が数ある中驚くような内容の人に出会うこともやはりあるのだ。

そのお客さんはメルセデスのS500でやって来た。

聞くと2500万円ほどで購入したらしいからかなりのお金持ちと見たが、その容姿から最初は運転手(実際多い)かと勘違いしたようにいかにもお金持ちといった身なりではなくごくフツーの青年であり(37才と昨日知った)、ボスと何度かビジネスの話をしていたから「まあ実業家なのだろうな」くらいに私は思っていたのであった。
昨日で来店は四度目。既に顧客と言える彼に誘われるまま、現在建築中の自宅及び彼の仕事場を見に行って来た。

ここからの話は同行した我がヴェトナム人パートナーの通訳による説明と実際に私の目で見たことだけれど、あまりのスゴさにひょっとしたら夢か幻だったのかもしれないとも思えるので、読者諸氏にはそのまま鵜呑みにすることをオススメはしない。

洗車中のメルセデスは置いてボスのカムリで向かったご自宅は車で十分程の距離にあった。間口の広い百坪近い敷地に建つ5階建てのコンクリート造りのその家はなかなか立派で、エントランス部分では池と共に数多くの盆栽をしつらえた日本風の庭園の外構及び内装工事が進んでいる真っ最中。奥さんと子供と三人で暮らすにはあまりにも多くの部屋数であり、カラオケルームまで。EV付きの上階には仏壇のような巨大な神棚的物が祀られたデカい部屋が二つ。一部完成している内装や天井を見る限り中国風の細かい彫刻が掘られた赤っぽい色の木材が使われていて、いかにもヴェトナムのお金持ち風の家であった。

さて、驚くのはここからだ。

仕事の現場を見に行こう、と連れて行かれたのは大きな川沿いにある河川敷であり、その巨大プラントのような場所で何台もの重機が砂を掘り返しトラックや巨大ボートに積めるだけ積んでどんどん運び出している。
そう。つまり彼のビジネスは土木業であり、「日本製の中古の重機が手に入らないか?」という依頼の説明の為に仕事場を見せてくれたというワケ。

河川敷ということはその土地は誰の物?ということになる。一般常識的に考えてそれは国とか県とか公の所有のはず。ましてや社会主義のこの国だ。例えば山とかならば借地権者がいるはずで、仮に採掘権があるとすればその場所を掘って砂や土や砂利を売ることは可能なのかもしれないが、それがかなりの利権であることは間違いあるまい。しかし、河川となると話は別だ。河川敷の採掘権?日本ではちょっと考えられない。

しかし、目の前に広がる光景を見ると「やった者勝ちなのか!?」と思ってしまうし、ある意味ヴェトナム的と言えるかもしれない。
そして、数字を聞いて驚く。雨さえ振らなければ一日トラック300台分を運ぶ。運搬費込みの売り値は約◯万円てことはつまり一日〇〇百万円。仮に20日天気が良ければ月に◯億円。年間◯十億!?桁違いである。で、売上げに対する原価は?川から勝手に掘っているのだからもちろんタダである!経費は重機の維持費と人件費。従業員は300人。給料は高いらしいが、だとしても大した金額ではあるまい。おそらく一日の売上げでまかなえてしまうのでは。あとは燃料費くらいか。

さて、問題はその利権(?)に対して払うお金。つまりワイロであるが、これも桁違いで一ヶ月に◯億円らしい。マヂか。
ただ、そんな金額屁でもないし私でも払う。しかし、現実問題これはなかなかヤ◯ザな商売だし実際彼はフツーぢゃない。

まあ、世の中にはそーいうこともあるのだろうけれども目の当たりにするとかなりビビるし「スゴいな」とも思う。今まで会ったヴェトナム人の中でもやっていることは一番スゴいし稼ぐお金も桁が違う。ただ、マフィアとは言っても日本の武闘派のような雰囲気はまったくしないし、我々に対しては終止なごやかなムードで、そのまま食事までご馳走になり当然のごとくウォッカをたっぷり飲まされた。

結構酔っ払って寝たからやはり全部夢だったのかもしれないなあ。

自己所有車は十六台で新たにロールスロイスファントムを二台買うのだそうだ。

それらを洗車に持って来てくれたなら

夢でなかったことが確認できるのだが。

*ナンバーのないレクサスにビビっている場合ではない。


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