P.R.Iパタヤ総合研究所

タイ王国チョンブリ県パタヤ市及びその周辺においてのあくまでも個人的見解による研究、検証を元にした総合情報サイト。

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楽園が楽園でなくなる日

      2015/08/03

矛盾とか葛藤とか、心の中で相反する気持ちがぶつかるのは人として時に避けられないこと。

それが結構頻繁にある私の場合「矛盾しているなあ」と自分の考えに戸惑いつつも常に悩む。ここ数年の最も大きなテーマと言えばやはり「仕事をしたい(収入を増やしたい)」件と「人付き合いをしたくない」件。どーしたって避けられぬごくごく当たり前の話が未だに心の中でうまく消化し切れずにいるのだ。

現実問題、(諸経費は別にして)まだ収入はない。しかし、仕事は少しづつ動き始めていて、いよいよどこかで何らかの重大決心をしなければならない日が近付いている。もう八年も続く「無職」という蜜のように甘〜い世界から抜け出すべきなのか。はたまた否か。

一昨日のケースを例に、ここで検証してみたいと思う。

考え方によっては時として社交的にもなれるタイプの私は、二年間のアパレルショップ店員、七年間の保険及び不動産建築関係の営業、独立後のモデルタレントクラブ&イヴェントプロダクション+飲食店の接客業務を十三年経て人間関係を築いて来た。中でも特に飲食業を通して「コツ」的感触を掴み、そのお陰で「人間不信」にもなり経験のない苦しみを味わった。いわゆる「業界」を垣間見てからのことであり「ダークサイド」を知ったのも理由だったかもしれない。とにかく、逃げ出すように異国へ移住した最大の原因は「しがらみ」であった。

「SNEP」という言葉がどれだけ認知されているか知らぬが、分かり易く言えば三十四才を越えた「NEET」の海外(タイ)版がどれほど心地良いかは、私の過去のブログ等を見れば一目瞭然であろう。自虐視点ではあるにせよ、それ自体も楽しいのだから(起きた事件を文章に書く件)もうどーしようもあるまい。完全なる自己満足の世界であり、そこから出さえしなければ我が「天下」なのだから。

確かにタイという国にウンザリすることだってたくさんあった。しかし、結論を言えばニッポンよりどれだけマシか。
だだそれもニッポン人が少なく(本国に比べればだが)、彼らと付き合う必要性が低いのが最大の理由であり、いつまでもずーっと「NEET」でいられればの話。現実はそこまで甘くはないのだ。

某業種の関連の社長さんと知り合い、仕事を手伝う打診を受ける。内容は今までの「タイのモノをニッポンで売る」のではなく「ニッポンのモノをタイで売る」話。これはほぼ初めてのことで、現状、今後を考えれば(為替、国の勢い等)前者よりよほど興味深い。なので、連絡先を交換。
「誘われれば断らない」のが私の持論であり(もちろん場合による)、ゴルフのお誘いを二度受ける(*その間に仕事の件で半日を共にした)。

三度目の今回はタイの連休を利用した同業者の「ミニコンペ」(二組)であり、年齢は全員先輩。しかも皆さん現役「バリバリ」で稼いでいる方々で、コースはパタヤで最も良いコースだ。当然値段も最高値で通常私など貧乏人が足を踏み入れる場所ではない。しかし、経験として一度は行きたかったし、そんな機会が訪れたのが少し嬉しくもあった。だから、車は修理中だが前日からレンタカーを借り、珍しく打ちっ放しで練習もして万全の準備。

結果、スコアは散々だったけれど、とても美しいコースで楽しくもあった。しかし、トータル7100THBも使ったことで(*レンタカーは別)「今後もこーいうお付き合いがフツーにあるのか」と考えた時、正直、お金を稼ぐ必要性を再認識してビビリもした。あとは、いわゆる「ニギリ」で負けたのがかなり悔しくて、「クソー!メチャメチャ練習して(ゴルフが)上手くなってこれまでの負けを全部取り返してやる!!」とも思った。そして、それはそれでかなりお金が掛かることでもある(才能も必要だが)。

お金の件もそうだし、それよりも仕事を始めれば当然もっともっと「気を遣う」ことになり、精神的には相当疲れるに決まっている。相手はどんどん増え、その中にはきっと合わない人も出て来るだろう。

そう。こちらで仕事を始めるとなれば、「しがらみ」も復活するのは当たり前の話。

「まったりのんびり」するからこそ楽しいこの国にて仕事をするのが、果たして良いことなのだろうか。
「楽園」が「楽園」でなくなるのは言うまでもない。

どっちを取るかと考えると、

本当に頭が痛いのであった。

ムッチリキャディー


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