ライヴとブラと妄想で興奮する夜
サイトにて事前に紹介しなかったのはそれを知ったのが前日だったから。
某「BON CAFE」でいつものようにコーヒーを飲んでいたら宣伝カーが通ったのである。そして、イヴェントは昨日。もちろんチェックして来たのでご報告しよう。
「JOEY BOY LIVE@the pier disco club」である。
「JOEY BOY」はタイラップ界の大御所であり、「HIP-HOP」というよりはメロディックな楽曲が多くニッポンで言えば「RIP SRIME」的?う〜む。ちょっと違うような気もするが、とにかく来パタヤとあれば大ファンの私としては見逃すワケにはいかない。昨年だったか、某「insomnia」の七周年記念パーティーで一度ライヴを観たが、大興奮だったのをよく覚えている。
入場料は200THB。1ドリンク付きであり、入り口にてサンミゲルライトをもらう。
大体この手のイヴェントのメインゲストの登場は深夜1:00頃が相場であり、実際には1時15分であった。それまでの一時間程はコヨーテ嬢達をからかう。キャップとタンクトップとショートパンツと胸に下げたメダルがユニフォームの彼女ら。かなりの人数でありカワイコちゃんもチラホラ(写真は失念。申し訳ない)。
ウィスキイのボトルを購入すれば良い席が取れるのだが、ビール一本で粘る私は隅の方の柱の影の席でひっそりと。それでもライヴ直前には常連とおぼしきタイガールニ名が相席になり、「私達Jッキー&Nッキー。よろしく!」とまるでコンビ名のようだった。
「いかにもセミプロ」といった風情の彼女らは当然のごとくノリも良く、途中でしっかりイケメンファランを捕まえて密着ダンスも交えてライヴを楽しんでいる。
知っている曲が多いので大いに盛り上がるが、タイのお約束で他のアーティストの曲やイサーンソングが何曲も間に入り、ちょっと萎える。タイガール達は大喜びだが、こっちとしては本人の曲をもっと聞きたいのに。個人的にはあまり必要ないサーヴィスだと思うが、ほとんどのミュージシャンがやるんだよね。あれはいったい何だろうなあ。「他の人の曲も必ずカヴァーすること」という協定でも結ばれているのだろうか。
おかげで一番好きな曲「ガランプリー(211222、キャベツ)」が聞けなかったではないか。う〜ん残念。
「Put the hands up」と言われるままに両手を挙げつつ踊る私に、隣りのおじさんがドリンクを奢ってくれたりしつつライヴは午前一時半に終了。Jッキー&Nッキーコンビは爽やかに西洋人風挨拶(両頬にキス)の後、某「insomnia」へ。興奮冷めやらず「さてどうしようか」と一瞬悩んだが、以前から行こうと思っていた某「Face club」へ行ってみることに。
「営業停止」→「復活」というプロセスを何度も繰り返していた伝説のクラブ某「mc:2」が遂に「名前も新たに再オープン!」という情報を、古くからの友達M嬢の「facebook」にて掴んでいたのである。
現場に着くと入り口に彼女が居た。聞くとカレシがスタッフとのこと。予想外にもう一年以上続いている恋人は前妻との間に二人の子持ちだが、そもそもちゃんと別れたのだろうか。ともかく、彼とも何度か遊んだことがあり、性格の良さそうなコではある。
いずれにせよスタッフに知り合いがいるのはヒジョーに頼もしい。とかく揉めがちで危険な店なので、何かあった時には話が通じ易いのだ。
そう。この店が何故伝説なのかと言えば、それはすなわち「ティーンの集うクラブ」だからであり、つまりは、いざとなればオトナのルールの通じないとてつもなく恐ろしい場所と化す可能性を大いに秘めている。では、早速ご案内しよう。
中に入れば案の定客はほぼ十代〜二十代前半の若者達であり、独特の雰囲気を放っている。
平民御用達の格安タイウィスキイ「blend 285」のボトルを購入し、M嬢やカレシ達とひとしきり乾杯する。まだ時間が早い為店内は客がまばらであるが、終わるのが遅いので仕方がない。最初にどーしようか悩んだのは時間が早過ぎるからなのだった。
しかし、そのうち徐々に盛り上がって来て、DJが煽るとお立ち台の女子約一名がTシャツを脱ぎ捨て上半身はブラ一枚に。かなり酔っ払っているのだろう。一丁前に体をくねらせて踊ってはいるが、ちょっと太目でウェストのくびれなどなく体型的に見ても十代半ばから後半だろう。状況的には女子高生がクラブのお立ち台で裸に近い格好をしているワケで、「もしニッポンにこんな世界が存在したら、それはそれでものすごく楽しいのだろうなあ」と「ふ」と思う。イマドキのニッポンの女子高生がタンクトップにショートパンツ、生足に「クロックス」姿でお立ち台でクネクネ踊っていたらきっとメチャメチャコーフンするのではなかろうか。
そんな妄想に明け暮れつつ、
夜は更けていくのであった。
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