P.R.Iパタヤ総合研究所

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眼鏡にまつわる話をしよう

      2015/12/27

眼鏡にまつわる面白い話をしよう。

と言っても、ファニイのオモロイぢゃなく興味深いつまりイントレスティングの方であり、あくまでも私が勝手にそう思っただけな件はあらかじめお断りしておく。

ただ、現状で何かを発表しようとすればSNSを含め五つの方法の中から自由に選べるので、その中の最もオフィシャルなこのサイトをチョイスしたのにはそれなりの理由があって、少なくとも下ネタではなく、他人に迷惑が掛かりにくく、そこまでツマラナイこともなく、そして相変わらずパタヤにはまったく関係がない話(ゴメンナサイ)。

まず大前提として私が、
①目が悪いと共に眼鏡好きであり、過去に購入した本数は少なくとも五十本以上。現状でも十数本は在庫を持つ(最近引っ越しで五本捨てた)。
②ファッションの一部なので着る服によって眼鏡も替える。
③コンタクトレンズは違和感があり三日でやめた。
④理屈っぽい人間である。
⑤変人であり変態である。ということを頭に入れておいていただきたい。

今回ニッポンの地元に一時帰国した初日、やはり一応チェックしておこうと某眼鏡店を訪れた。タイとは眼鏡のクオリティーが当然違うからね。

で、名前は伏せるが(そのうち分かるかもしれない)過去に一度だけ購入したことのある同店でくまなく探した結果一点だけまあ何とか気に入った商品が見付かる。しかし、カラーの候補が三色あり、すぐには決められないと思い買わずに一旦帰る。まだまだ(ニッポン滞在)時間はタップリあるのだ。

「クリ〇〇スに自分にプレゼント」などというサムいことはもちろんせず、26日の夕方にいよいよ買う為再来訪したのだが、そこまでの経緯も含めいろいろあったのでちょっと皆様にご報告しようかな、と。

昨日の夜のこと。
実家でホームパーティー的なヤツがあって(全部で15人集まった)、そこで三ヶ月ぶりに姪っ子と再会。上の子は中(学校)一(年生)。ご当地アイドルかなんかになってしまってからはメッキリ相手にしてくれないけれど、妹のR嬢は小五でまだ多少は話してくれる。

「おにーちゃん(私をそう呼ぶ)は変わった眼鏡ばかりしてるね。でも似合うよね」と、ふとした会話の中彼女からそう言われつい有頂天になるものの、変わった眼鏡が似合うってことはやはりオレって変人なのだな、と、すぐに正気に戻る。しかし冷静になってからもちょっとうれしかった。何故ならフツー子供はお世辞なんて言わないし、彼女らの視線は案外鋭いからだ(純粋な心でよ〜く見ている)。

ま、イマドキの子供達はその程度のおべっかくらい平気で言うのかもしれないが。

早生まれでまだ十才のR嬢は実際私にとって身の廻りの最後の純粋というか砦的なところがあり、彼女の後に純情を求めるならばタイのイサーン娘かもしくはそのコとの間に生まれる自分の娘くらいしかないのだ。

ちなみにその時に着けていたのは白いフレームで蔓がブルーのタイプ。ツートンカラーでたしかに変わっているかもだが特に珍しくもない(*写真は失念)。R嬢はいつもの黒縁眼鏡だった。

そう。実は彼女自身が視力0.1以下でいつも眼鏡を掛けているから当然興味もあるのだろう。

そこで数ヶ月前の記憶が一気に蘇る。

R嬢と母親、つまり私の妹と一緒に某店に行った時のこと。
何の拍子か知らぬが眼鏡が壊れてしまい母親に「買ってあげるから」と連れられて来たR嬢に私は敢えてピンクのセルロイドフレームのタイプをススメたのだった。「コレ可愛いぢゃん。似合うよ」と。

「似合う」という言葉はヒジョーに耳に心地良い。

よくよく考えてみれば、自分のルックスを褒められているワケでもないのにファッションセンスと容姿を同時に褒められた気がして嬉しくない人はいないはず。しかも純粋無垢な(はずの)姪っ子に言われた時私が舞い上がったよーに、彼女も同じ気持ちになったのかどうかは分からぬが、個人的にピンク好きな私(気持ち悪いとしても)は素直に心から「似合う」と思って黒よりもそちらをススメたのである。
しかし、やはり違和感があったのだろう。結果的に彼女は地味な黒縁の眼鏡を母親に買ってもらったのだった。

そのシーンを想い出した私は「よし。あの眼鏡を彼女にプレゼントしよう!」と思い立った。パーティーの場で千円の予算のプレゼント交換はしたものの、姪っ子達には何もあげていないし、クリ〇〇スには少し遅くなったとしてもきっと受け取ってくれるはずだ。「変人(態)だからこんなの選ぶのよね」と。

そして今日の夕方、勢い込んで某店に行ったものの例のピンクのセルロイドフレームは売れてしまってもうなかった。注文在庫はあるかもだが当然時間は掛かるし、熱しやすく冷めやすいタイプの私は「まあ、いっか」となった次第である。

さて、実は私が今日買った眼鏡にはもうひとつエピソードがある。
コレ長い長〜い話になり得るのだが、端折ってしまえなくもない。

昨日の昼前。十三年続いてきた飲食店の売却が滞りなく終了した。
それは私が友人と共同経営していた店舗であり、経緯はさておき受け渡しにはオーナーの一人(会社の役員)である私も当然同席し、判を押したワケだ。
建物と営業権を買っていただいた相手の会社の社長と私は当然初対面。しかし、名刺交換をしてご挨拶したその人のことをなんとな〜く知っているような変な気持ちになり、なんだろうな?と不思議に思っていたら、ふと眼鏡に(文字通り)目がいった。

お、なかなかカッコいい眼鏡だなあ。
あー!オレが買う予定のアレぢゃん!

そう。四十代後半でシュッとした見た目の私と世代の近い同氏は何と私の気に入った某店の眼鏡を掛けていたのだ。
いや。見間違いではないと思う。おそらくは。そして、それは最初にカラーのチョイスから外した茶系であった。名刺をお渡ししたのでその方はウェヴサイトをチェックする、つまりこの文章を読む可能性がある。しかし、お忙しい方なのでその確率はかなり低いし、実はもう一度お会いする予定あるので事実かどうかは確かめられる。
ただ、平気で他人とカブるような商品をニッポンに住んでいたらゼッタイに買わない。タイ在住だからあまり気にならないのだ。

どちらにせよ、そんな風に昨日眼鏡に関する出来事が続いたこともあって、結果的にはその商品を買った。
散々悩んだ末何だか分からない変な色(濃いグリーンのよーだが黄色いグラデーションが入っていて正面からは黒にも見える)をチョイスしたのは、R嬢のあの褒め言葉の影響だ。よーするに最も「変わった」色にしたのである。

次回R嬢に会うのは年明け二日の焼き肉パーティーの席の予定。

本当はその場でお年玉代わりに眼鏡をプレゼントしたかったのだけれど、
「あ、おにーちゃんまた変な眼鏡してるぅ〜!」と、

彼女が反応してくれさえすれば、それで充分満足だ。

*たった三十分で眼鏡は完成した。
三十分


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