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「123方式」がもし本当に画期的ならばいつかきっと普及するに違いない

      2015/05/30

辞書

「タイ語をカタカナで記述する場合、アクセント(声調)をどーすれば良いか?」。

何年も前に突き当たった「テーマ」であるが、これについては素晴らしいアイディアを思い付き、勝手に実践していた。その名も「123方式」。完全なオリジナルだ。しかし、特許は取得していないしそのつもりもない。普及することを願うので誰でも好きなように使ってくれればよろしい。

では説明しよう。

音楽の「五線譜」を思い浮かべてもらいたい。それを簡略化し、三つの線を引く。仮に音を低い方から「ド」「ミ」「ソ」とするが、言葉を発する場合出しやすい音の高さは人それぞれなのでそこは重要ではない。大事なのは「三つに分ける」という概念だ。

低い方から順に「1」「2」「3」とする。そして一文字につき数字を一つづつ割り当てる。ただこれだけの話である。

例えば「マー」。伸ばす場合は「マ」と「ア」の二文字に分ける。

「平板」の「マー」は「22」。意味は「来る」。「ハイトーン」の「マー」は「23」。意味は「馬」。「ライジングトーン」(下から上がる)の「マー」は「12」。意味は「犬」。お分かりだろうか。

記述する場合はこの数字を後ろに括弧書きで付け加える。

「マイ(32)」≒「〜ではない(否定の意)」、「マイ(23)」≒「語尾に付く疑問詞」、「マイ(12)」≒「絹(シルク)」。

三文字だとどうか。

「マーイ(223)」≒「木、樹」、「マーイ(112)」≒「意図する」。

「カーオ(332)」≒「ゴハン」、「カーオ(112)」≒「白い」。「キレイ」は「スワイ(112)」であって「スワイ(322)」ではない。

「オッカムランガーイ」は(222222222エクササイズ)となる(*「ッ」も一文字)。

少しでも音楽に携わった人なら割と簡単にご理解いただけると思うが如何かな。

「ルール」を一つだけ付け加える。「発音しない<語尾の音>は括弧内に入れて一文字に数えない」(*「トゥ」「(ン)グ」等)というもので、例えば「ピセー(トゥ322特別)」「サタン(グ222お金)」など。

ちょっと難しいのは「ハイトーン」の場合実際には二文字でもいきなり高音、つまり「3」になり「ロートーン」だといきなり「1」となるケース。分かり易いところでは男子が語尾に付ける丁寧語は正式には「クラップ(2333)」だが、実際は「カッ(プ33)」と聞こえるしこれで問題ない。あとは「キッ(トゥ33考える)」とか「ピッ(トゥ11間違う、閉める)」とか。

では例題を。

Q:「サワディーカップ。サバーイディーマイカップ(こんにちは。お元気ですか)?」

A:「サワディーカッ(プ222233)。サバーイディーマイカッ(プ2222222233)?」(*「マイ」は本来「23」だが、後ろに「カップ」が付くことによって「22」に聞こえる。こーいうのはどっちでも良い)

Q:「ムアクーンニー、ディチャンタットゥボムレーオ。テー、フェーンヤングマイルールアング(私ゆうべ髪を切ったのにカレはまだ気付いてくれない)」

A:「ムアクーンニー(3222223ゆうべ)、ディチャン(223私)タッ(トゥ11切る)ポム(12)レーオ(223)。テー(11でも)、フェーン(222恋人)ヤン(グ22まだ)マイルー(3223知らない)ルアン(グ322事柄、話)」

どう?画期的でしょ??

細かいことはまあ良いのだ。とにかく、このサイトでタイ語を文章に書く時には今後このように記述させてもらうのでヨロシク。

ちなみに、この「123方式」つまり「ヌン(グ11)ソーン(グ112)サーム(112)方式」を通っていたタイ語学校でセンセーに提案したものの一蹴されたことは、
敢えてナイショにしておこう。


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