P.R.Iパタヤ総合研究所

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押すのなら一番コワいのはポリスと承知の上で

   

「Police Help Me」

「おお。これか〜!」

「WS」に入ってすぐの左側ところに「Police Help Me」装置を発見。バンコクの「センタン」前に設置されたという噂は聞いていたが、おそらくそのパタヤヴァージョンだろう。

http://www.nationtv.tv/main/program/khaokhon-morning/378437034/

「五分でケーサツ官がやって来る」との触れ込みだったバンコク版に対し、その場でケーサツ官と話せるという優れモノ。何かとトラブルの多い「WS」では夜間毎日入り口付近にケーサツが待機しているから、それ以外の時に対応する為なのかな。

この手のボタンって何だか押してみたくなるのが人情だが、現実問題押さずに済むに越したことはないワケで。基本ゆる〜い空気の流れるタイに住んでいると段々感覚が麻痺してくるけれど、ここは外国だし、特にパタヤは何かと犯罪も多発する地域なのだ。普段からもっと気を付けねば。実際、その時もつい一時間程前にナンパされた相当ファンキイなタイガールと一緒だったし、睡眠薬か何かを盛られて身ぐるみ剥がされたとしても決しておかしくはない状況だったのだ。

いつものようにS氏とゴハンを食べた後ビーチロードをのんびり歩いていたら、いきなりニッポン語で話し掛けられた。緑色のショートヘア、全身タトゥーだらけというかなり奇抜なルックスの女のコで、(こりゃ手に負えぬ)と思っただろうS氏は「おつかれ〜」と先に帰ってしまう。仕方がないので一緒に歩いていると、アクセントのおかしなニッポン語でマシンガンのように喋りっ放し。「とりあえずコーヒーでも飲みに行こう」と言うので、ヒマだったし面白そうなのでついていくことに。

「彫り師」をやっている二十五才の彼女はバンコクとパタヤを行ったり来たりとのこと。「WS」近くのカフェの外の席でお茶を飲んでいると、道行く人がほぼ全員彼女を見る。それも皆幾分驚きの表情で。あまりにも可笑しくて「クスクス」笑ってしまうが、慣れているのか彼女はまったく意に介さない。何がスゴイって耳に付けているピアスというか直径5cm以上はある黒い円盤状の板(?)で耳たぶが「ビローン」となってしまっている。「拡張」するにもほどがあるというものだ。

ニッポン語に飽きたのかタイ語に切り替えマシンガントークは続く。「散歩に行こう」と「BOYZ TOWN」からくるっと廻って「WS」へ。バービアに寄ってオカマちゃんと話し、カーオマンガイ(3222222)をご馳走した後ジョムティエンにある部屋に帰って行った。「ケチケチ」の私から「足代」の100THBをもぎ取って。

連絡先は聞かれなかったけれど、ケータイを渡したら例によって「アッ」という間に「FB」の友達申請を勝手にされていた。タイガール達のあの早業はいったい何なのだ。そして彼女の目的は?ま、多少のお小遣い&ただの暇つぶしなのだろうな。きっと。

以前に比べれば「一般観光地」化しつつあるものの一歩間違えれば危険と隣り合わせの街パタヤ。リスクを最小限にする為には「手ぶら」が一番だが、最近はこのサイト用の写真を撮るのでデカい一眼レフを持ち歩くこともあり、いかにも観光客っぽい。途端にいろんな所から声を掛けられるようになり、それはそれで新鮮な感じがして良い気もするのだけれど。

この国ではヤクザさんよりコワいポリスにヘルプミーすることがないように、

注意しなくちゃね。

彫り師


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