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ニッポンとの「二重生活」は果たして本当に不可能なのだろうか(其の壱)

      2015/10/30

予告通り、今週から週単位である「テーマ」について深く掘り下げる記事を書いていこうと思う。

これを始める理由は単純明快。「サイト」のヒット数が停滞しているからであり、需要がなければやっていても意味はないので今後は「誰かに役立つ情報を」ではなく「自分が興味あること」のみを検証する。そうしないとモチヴェーションがとても保たないし、そもそも不特定な誰かの「役に立ちたい」という気持ちがおこがましく浅ましく図々しい。ただの「ダメ人間」でしかない自分をいったい何様だと思っているのだ!
とにかく誰にも気を遣わず好き勝手に書かせてもらう。仮にタイトルのパタヤに関係のない話だとしても。

さて、数年住んだだけなのにいよいよこの街にも飽きてきた昨今。タイ自体にすっかり飽きているのも事実である反面、依然として愛して止まないし骨を埋める気持ちに何ら変わりはない。

では、どーしたら良い?

例えば近隣諸国に目を向けていろいろ訪れてもみたが、「帯に短し襷に長し」。トータル的にこの国に勝る居心地の良い国は見つからず終い。
そんな中、日に日に募る郷愁。一度は捨てたもののやはり懐かしい我が祖国ニッポン。なんとかうまく利用できぬものか?

そう。誰でも一度は考える「二重生活」である。おそらくかなりのコストはかかるだろうが果たして不可能なのか、それとも否か。ここらで一度じっくりと検証してみたい。

家族地位世間体プライド等、失うモノなど何もない独り身の私の場合、「二重生活」の大きなハードルはやはり金銭面。無職で資産も持たず僅かな収入で細々と暮らす現状、「そんなのムリ」と考えるのが常識だが、本当にそうだろうか。まずは、日常の生活費を今一度あらためてチェックしてみよう。

・家賃:5,400(光熱費込)
・食費:10,000
・通信費:700(ネット及びケータイ)
・交通費:3,000(ガソリン代+車、バイク維持費)
・被服費:1,000
・滞在経費:2,500(ヴィザ関連年間総額約30,000)
・トータル:22,600THB

だいたい月平均4〜50,000THB遣っているから、よーするに「交際(遊)費」として毎月20,000THB以上消えているということか。細かく言えばニッポンへの渡航費やたまにする小旅行の費用も含むが、それらは大した金額ではなく結局は飲み代など「遊び」に要するお金が主。もっと節約すればおそらく30,000THB程度で暮らせるのだ。
但し、それでは楽しくない。逆に言えば月々40,000THBあれば充分楽しい暮らしができるのがタイに住むメリット。しかし最近はインフレで徐々に厳しくなってきているのも事実だが。そしてその40,000THBを換算すると約150,000円という現状。この先円安が進み、同レヴェルの暮らしでも更にニッポン円が必要になる可能性も充分にあるのだ。収入が増えない限り生活を切り詰めるしかないワケであり、「物価安」という面での海外生活メリットが低くなってくるのは必然。

そこで浮上するのが、ニッポンでニッポン円を遣う件。

しばらく離れているからよく分からぬが、消費税が8%に上がった今、いったいどれくらいの生活費が掛かるのだろうか。

その辺りについては、

後日検証してみよう。

*写真と本文は何の関係もございません。
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