P.R.Iパタヤ総合研究所

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パタヤの想い出④:時間という名の呪縛からの解放

      2022/08/10

人間が作った「時間」という概念。

今の世の中には必要不可欠だし、「1日は24時間」などの基準を決めた人は実際スゴいと思う。ただ、水や空気のように「なくては生きていけない」というものではない。囚われる、縛られるという意味で私は個人的に時間という概念に対してネガティヴな印象を持っている。生きている限り、何もしなくてもただ過ぎていくその「流れのようなもの」の存在はもちろん認める。しかし、時間として意識した途端動きづらくなることは確かだ。仮にそれを「不自由」と表現するならば、私は常に自由でありたいと思う。

パタヤという楽園で、私が存分に味わったのがそーいう意味での自由という感覚なのである。言葉や文章で説明するのは難しいかもしれないけれど、想い出を語る上で決してハズすことはできない事柄なので是非チャレンジしてみたい。読者の皆様にとってはひょっとしてつまらない内容だとしても、今後自分が本格的にリタイアしてからの指針となる考え方を何らかのカタチでまとめるいい機会だと考えたから。

女子関連の話や下ネタはまたあらためてたっぷり書くので、できればしばしお付き合いいただきたい。

 

タイに移住してすぐに語学学校に入り、そこで日本人の知り合いが出来たりしたこともあってバンコクで暮らしていた頃はまだある程度時間に縛られていた。授業のスタート、知り合いとの待ち合わせなど当然の如く遅れるワケにはいかないタイミングがあるから、起きる時にはやはり目覚ましのベルが必要だったし、翌日のことを考えて時には眠剤を服んで寝たりもした。無職なのだから本来何時に起きようが誰からも文句を言われないのに、自らそういった環境に身を置いたのである。

ちなみに仲良くなったタイ人と外で会う場合、彼らは時間など守ることなく平気で遅れるし遅刻について何とも思っていない(*一般論として)。そんな環境に慣れてくると日本人同士でも時間にルーズになりがちだが、個人的には絶対に遅れないようにしていた。「渋滞で…」などと悪びれない様子の人達は「タイ化している」と揶揄されていたし、そんなくだらないことで日本人のアイデンティティーを失うのが嫌だったから。

移住後しばらくは、そうやって当たり前のように遅れたり連絡もなくドタキャンするタイガール達に怒り心頭だったけれど、程なくして「全てが無駄」と悟ることとなり、並行して約束などの意味や必要性を見失い重荷と感じるように。タイのユル〜い環境に順調に毒されてきたワケだ。

そしてパタヤに完全に引っ越したのをきっかけに自由度が一気に増す。誰かに対して気を遣うことがほぼなくなったのである。バンコクや日本から友達が訪ねて来るケースは稀だったし、自ら進んで作った知り合いは気兼ねの無い相手のみだった。

こーなると毎日が丸々自由であり、「はい。24時間全部あげる。好きに使っていいよ」と言われたようなもの。まるで優勝した気分である。

自由時間の使い方は人によって様々。睡眠や食事以外のフリータイムに何をするか?私のプライオリティーは大体、

①映画観賞(&ネットサーフィン)②ブログ③サウナ④クラブ活動⑤読書⑥タイガールとの接触

といった感じだった。起きてからまず軽く食事→パソコンを開いて画面と睨めっこ→食料品買い出し(又は外食)→カフェでまったり(読書等)→パソコン→寝る。これが1日のルーティンで、間にサウナ(週1)、ディスコ(週1〜2)、タイガール(週1〜2)が入るだけ。ヒジョーに単調な生活だったけれど、超スーパー怠け者の私にとって実はこれが理想的だった。当時、ブログなどでは「平穏」という表現を多用していた。もちろんごくたまに事件は起きるにせよ、それ以外はとてもとても穏やかな日々が結構長く続いたのである。パタヤ移住後しばらくしてこのサイトがスタートするので、もしお時間があるなら遡ってみられると良い。

ところが人間とはおかしな生き物で、あまりにも平穏な状態が長く続くとだんだん頭がおかしくなってくる。あまりにもストレスがなさ過ぎて「ストレスのないこと自体がストレス」というワケの分からないパラドックスにハマるのだ。イライラするネタがないことにイライラしてしまい「ナンジャコリャ!」となる。そんな狂気の世界に落ちてしまいそうな状況を乗り切るには文章を書いて心を落ち着けるのが効果的。だから、このサイトも当時とても役に立っていた。

昔から日記をつける習慣があった私は、SNSのハシリである「mixi」にすぐハマったし、その後タイをテーマにしたブログを開始。そこには恐ろしいほど大量の文字を書き殴り続けてきた。あまりにも日記が長過ぎて周りから怒られた末に反省して今でこそスッキリを心掛けているが、一時期はかなりヒドかったものだ。タイに移住してから、1日に2時間くらいは書くことに費やしていた。最初はタイの実情を伝えるという使命感のようなものがあったが、途中からは完全に自我の存続の為でありストレス発散が主目的となる。たまに振り返ると、その頃の自分の心情が理解できて懐かしかったりショックだったりする。嫌なことを思い出したくないから消したタイトルもたくさんあるし、たまに全部消したくなる衝動を抑えつつ今でもこーして書いているのだ。

話を時間に戻すと、パタヤ生活後半のある時点から就職活動を始めるまでの間は本当に心の底から自由な生活を楽しんでいた。外出時には一応腕時計をしていたけれど、それはあくまでもファッションであって実際そんなモノはまったく必要なかったし、パタヤの街にはそーいう包容力がある。例えば、バーやカフェではどこでもブレックファーストメニュウがサーヴィス価格の99THBくらいから提供されているが、正午を過ぎても夕方だろうと同じ値段で食べられる。朝までクラブ活動をしていた不良外国人にとっての最初の食事として存在するのだ。そんな、時間という概念の必要なさそうな楽園でのこの上なく平穏な暮らしに四十代半ばでどっぷりハマってしまったことの是非はともかく、いつか又あんな生活ができれば……と願ってやまない。

さて、明日からまた仕事だ。自らの意思とは遠いところで繰り広げられる地獄のような日々に挑むべく、今夜から又目覚ましをセットして寝よう。


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Comment

  1. ファン より:

    確かに、人は時間に自由を奪われていますね

    izumix65さんが、パタヤ系Youtuberになって好きな時間に起きて、タイガールとギックな生活をする動画を発信しつづける未来はありますかね?

    Youtubeは登録者1000人から収益化できるそうです。

    • izumix65 より:

      コメントありがとうございます。

      そーですね。本格的にリタイアしてからなら、アリかもしれないです。顔出しは無理としても、話すのは好きですし、パタヤについて
      延々と1人で語ることならできるかもしれない。
      まあ、現実的にはまだ大分先の話になるでしょうけれど。

  2. jiuaiyao より:

    爱和死是永恒的主题

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