P.R.Iパタヤ総合研究所

タイのリゾートパタヤの総合情報サイト。ブログ記事がメインです。

*

ニッポンとの「二重生活」は果たして本当に不可能なのだろうか(其の弐)

   

もし今ニッポンに住むとしたら生活費は月々どれくらい掛かるのか。

しばらく離れていたのであくまでも想像でしかないが、それでも大体の金額は分かる。まず必要なのは税金関係であり、国民保険国民年金市県民税でおそらく30,000円程度だろうか。住む場所にもよるけれど、それは家賃も一緒であって、前提としては田舎で暮らすこととする。知り合いが多く居る地元以外で、あまり不便でない場所。すなわちスーパーマーケットファーストフード店DVDレンタルショップスーパー銭湯などがある地方都市で、一人暮らし用のアパートが30,000円程度で借りられるのが条件。電気水道ガス代が10,000円、ケータイケーブルTVWiFiでやはり10,000円近くは掛かるのだろうか。この辺りがよく分からぬが、電気代は上がっていると聞くし。
食事代は30,000円で足りるのではないか。食材単体ではタイよりも安いモノが多いし、自炊中心で外食は安価なファーストフードのみならいけそうだ。ここまでで110,000円。被服費を含めた雑費を10,000円程度みたとして120,000円。月々150,000円使うとすれば交際費が30,000円残る。(よく言う)サラリーマンの一ヶ月の小遣いと一緒か。う〜む。

もちろんこれは田舎でひっそりと暮らすケースで、イメージ的には「体操座り」感が強い。誰とも付き合わず、部屋で独り膝を抱えて過ごすのだ。今の生活と比べればタイでの40,000THBがいかに価値があるかよ〜く分かる。そして、ちょっと前の為替相場ではそれが12〜30,000円にしかならなかったのだから。交通手段は基本自転車。たまに飲みに行くとして近所の場末のスナックが関の山。「クラブ」なんてなさそうだし、若い女子と話すらできないだろう。そんなつまらない人生なら死んだ方がマシである。

いやいやいやそーではない。生活の中心は当然パタヤであり、ある時期のみ「こっそりとニッポンに住むとしたら」の話。「こっそり」の理由は「しがらみ」であり、他人から「あーだこーだ」とやかく言われたくはないのだ。
やはりタイが気候的にあまり良くなくニッポンが良い時期が理想的。つまり四月頭から六月頭(ソンクラーンを避ける)、八月終わりから十月の終わり(雨季を避ける)の各二ヶ月合計四ヶ月程度ニッポンで暮らすのがベストではなかろうか。春と秋。いずれもニッポンは食べ物のウマい素晴らしい季節。

しかし、年二回となるとエアチケットの費用も嵩む。であればどちらか一回。だとしても最大の難問は二ヶ月間の宿をどーするかである。感覚的には年に一度ニッポンを旅行で訪れ長期滞在するイメージだが、その際どこに泊まるのが良いか。
逆にタイでなら安アパートを一ヶ月単位で借りることができる。しかも大概は家具付きでありほとんど生活に支障がない。ではニッポンでそれが可能かと言えば、いわゆる「ウィークリイマンション」的なモノしか思い当たらず、物件は都心にしかないし家賃も結構高いはず。それとも、某「レオパレス」がやっているような「保証金なし」のアパートを二ヶ月だけ借りることは可能なのだろうか?もしそれができれば、場所によってはこの計画がかなり具体的になるのだが。

では、別の方法を考えてみよう。

例えば誰か知り合いの家に転がり込む。これは試したことがあるけれど、相手に関わらずやはりどーしても気を遣うので居心地がよろしくない。田舎という条件で当てがなくもないが、実際は難しいと思われる。
「ユースホステル」的な安宿に泊まるのはどうか。TVや冷蔵庫は付いているのかな?ていうか、イマドキそんなモノが果たして存在するのかすら知らない。
「サウナ」や「マンガ喫茶」を毎日渡り歩くのはどーだろう。う〜ん、無理だな。荷物をどこかに預けねばならないし昼間やることがなくて困ってしまうのは目に見えている。
いっそのこと、田舎の駅前の分譲ワンルームマンションを買ってしまおうか。いやいやいやそんなお金はないし、第一住んでいない間の月々の管理費が結構掛かる。長期間放っておくと部屋は悪くなるしね。

結局は住む場所の問題がクリアしないと先に進めないワケか。

ところで、場所はどこがいいだろう。できれば主要空港の近くが良いので関空、福岡辺りか。大阪もしくは福岡の近郊都市に、
①「スーパー」マーケット&銭湯、レンタルDVDショップが自転車圏内。
②安い食堂やファーストフード店が近くにある。
③二ヶ月のみ借りられるアパートかマンション。がないかなあ。

あったらいいな〜。

でもないだろうな。

*写真はイメージです。
廊下

タイ(海外生活・情報) ブログランキングへ

 - 特集

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  関連記事

ニッポンとの「二重生活」は果たして本当に不可能なのだろうか(其の参)

それにしても、いったいどーして今頃になってニッポンへの郷愁が募ってきたのだろうか …

パタヤの想い出①:ツアーで訪れていた頃

想い出に浸ることの是非はさておき、もし仮に興味がある人がいるのならば、楽しかった …

パタヤの想い出④:時間という名の呪縛からの解放

人間が作った「時間」という概念。 今の世の中には必要不可欠だし、「1日は24時間 …

ニッポンとの「二重生活」は果たして本当に不可能なのだろうか(其の四)

「ウィークリーマンション」をネットで調べてみたら思いの外沢山あって驚いた。 昔は …

パタヤの想い出③:寂しがらない屋が求める相手

人間を大きく二つに分ける場合に「寂しがり屋か否か」というカテゴリーがあって、前者 …

日本とタイの二重生活は可能か?を再々再々検討

「は?パタヤビーチ??」 最近話題の「少年サッカーチーム洞窟遭難事件」が日本のニ …

「123方式」がもし本当に画期的ならばいつかきっと普及するに違いない

「タイ語をカタカナで記述する場合、アクセント(声調)をどーすれば良いか?」。 何 …

「タイ・ルール」についてあらためて検証(其の壱:乗車拒否上等!のタクシードライヴァー)

「郷に入りては郷に従え」ということわざに異論のない私としては、この国のこの国なり …

「タイ・ルール」についてあらためて検証(其の参:チップ編→95THBとメニュウに書くな!)

「チップ」(お金の)には戸惑う。 生まれ育ったニッポンには元々ない「風習」であり …

パタヤの想い出②:ギックという名の平和な関係

(あれからもう10年が経つのか)、と、振り返れば時の流れる早さを感じずにはいられ …