P.R.Iパタヤ総合研究所

タイのリゾートパタヤの総合情報サイト。ブログ記事がメインです。

*

某家電ショップにて起きた出来事をきっかけに

      2017/11/26

体重計を買いに行った。

以前から使っていたモノは液晶部分が故障して見えなくなってしまったのだ。
家電ショップを何軒か廻って結局某「Power Buy」にて某「TANITA」の商品を399THBで購入。アナログだが日本製にしては随分安い。

「毎朝体重計に乗る」というダイエット法にずーっと頼ってきたが、日本の離島暮らし中体重計がなかった為、四ヶ月ぶりにスーパー銭湯で計ったら何と2.5kg増量していた。こーなると戻すのにちょっと苦労するだろうが、まあ新調したのでそのうち元に戻るはず。

さて、今日の話はそんなことではない。

カウンターから出て来た若い女子店員。見本の下に置いてあった唯一の在庫を持って「コレ下さい」と言うと「汚れているからちょっと待って下さい」と商品を拭いてくれるもののなかなかキレイにならない。箱の蓋を開けた状態で保管していた為、確かにやや状態が悪い。「他の商品にしてもらえませんか」と薦めてくれるのだが、できればそれが良かったのでまだマシだった展示品の方にすることに。「展示品だからまけてくれる?」と念の為尋ねるがもちろんダメだった(*タイでは一度も展示品を値引きされたことはない)。

で、包装している間扇風機を見ていると、寄って来ていろいろ説明してくれる。オススメは某三菱製だそう。対応がヒジョーに感じ良く、しかもよく見るとなかなかのカワイコちゃんではないか。

「クンペンスワイマークナカップ(2222112332333、あなたはとても美人ですね)!」と社交辞令を言えば「ありがとうございます」とお約束の返し。調子に乗って「結婚してますか?」「してないです」「恋人はいますか?」「いません」というやり取りの後「それなら一緒に食事に行きますか?」と軽くナンパ。するとフツーに「いいですよ」とのこと。

最近メッキリそんな機会がなかったのですっかり忘れていたけれど、タイではよくある話。世界基準でどうかは知らぬが、出会ってからものの5分で家電ショップ店員に対するナンパが成立するなんて日本ではまずあり得ないだろう。まったくもって包容力の大きな国である。

推定身長155cm体重45kg年齢二十歳前後でメイクはナチュラル。バンコクではどこにでも居るタイプでも売春嬢率があまりにも高いパタヤで暮らしているとその手のコは貴重に思える。何しろ場合によっては「7-11」でも一部ペイバーできるという噂の街だ。
ただ、どこまで本気なのかよく分からないので質問しつつ打診していると、上司風の女子が一人やって来る。

「このコ可愛いでしょ?」「いやホントに」「私の娘なのよ」「えーマヂで?」
その上司は三十台半ばに見えたので母親にしては若いし顔も似ていない。

「妹ぢゃないの?ていうか顔似てないぢゃん!」「いいえ。本当のお母さんです。もう40過ぎですよ」「えー!娘さんはいくつ?」「20才そこそこ」「そーなんだ」

どうやらホントらしい。そして、母親が娘を薦めて来るのもタイではお決まりのパターンである。

「私の娘キレイでしょ?性格もいいし仕事もよくできるのよ」
「確かにおっしゃる通りだと思いますよ。接客態度がとても良かったです」
「ところであなたはいい人なのかしら」
「どーでしょう。自分ではよく分かりませんがいい人ではないと思います」

その後も私の仕事とかタイ歴とかいろいろと質問する母親に適当に答えつつ、どーしたものか?と考える。現実問題、仕事も決まっていない状態で恋人を作っている場合ではないし、相手は30才年下のカワイコちゃんである。

しかし、誠心誠意接すれば可能性がゼロということでもあるまい。タイとはそーいう国なのだ。
「ではまた来ます」とその場を後にし、某スタバでコーヒーを飲みながらじっくり考えてみる。

久しぶりにタイで暮らし始め徐々に以前の感覚が戻りつつある中、これからどーやって生きて行くのかをそろそろ決めなくてはならない時期に来ていることは明らかであり、(これは良い機会だな)と思う。

彼女を誘うべきか否か。

実に重要な問題なのだ。


タイ(海外生活・情報) ブログランキングへ

 - ブログ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  関連記事

今年最大のピンチから救ってくれたのは、一枚の魔法の紙だった

(これはヒジョーにマズいぞ)。 心の中でそう思ったのは銀行のカウンターでのこと。 …

完遂することがどれほど大切かとあらためて知る

「ニッポン人のヴィザなし滞在って三十日間だったわよね?」 イミグレのおばちゃん、 …

移り行く季節と、薄れ行く季節感

バンコクでのミニ出張から戻って来て一服。夜になって、ほぼ空になった冷蔵庫の中身を …

相変わらずタイ(特にパタヤ)が平和であることはおそらく間違いあるまい

「雨だ」 野菜売り場のおばちゃんが高い天井を見上げながら言った。 おそらくトタン …

ユルい国からユルくない国へ

う〜む。ユルくないわ〜ハノイ。 タイで長い間暮らして来たが、南国独特のユルさが気 …

やり残したことは本当にないのか日本!

(マズいなあ……) 最近気になることと言えば、体重の増加 …

最大の敵が寒さなことだけは間違いないのである

そもそもこのサイトを始めた当初の目的は、ヒマな時間を利用してパタヤの情報を発信し …

お詫び

パタヤの情報をお届けする、という本来の主旨からはほど遠い内容の投稿が続いており、 …

タイでは男女問わず普段から皆裸でウロウロしてるんだよ

とにもかくにもまずは謝罪せねばなるまい。 こちらの目的が何であれ、こうして世の中 …

興味のベクトルが人それぞれな件は充分承知の上で

「大袈裟な名前だなあ」 そもそも寺神社仏閣の類いにまったく興味がなく、しかも古い …