P.R.Iパタヤ総合研究所

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「死ぬまでにしたい10のこと」2023年度版??

      2023/06/08

単調な日常生活が続き、間もなく辞めるのが決まっている仕事についてストレスが溜まることもなくこのサイトを更新せぬまま時だけが過ぎてゆく。日本に居ながらにしてパタヤの情報を提供するのは困難だし、込み上げる怒りや強い想いを文章にぶつけたくなるような出来事もないのだから、まあ仕方がない。

というのは言い訳であって、例え「なんちゃって」とは言えブログ的なモノを運営している以上はやはり読者の期待に応えて更新し続けねばならない件は重々承知している。してはいるのだが……。
実際、パタヤの情報以外のブログページをたまに読み返してみるとあまりの面白さについつい止まらなくなり、気付けば結構な時間が経っていた、ということもしばしばで、まあもちろん基本自分の話だから当たり前だとしても、テーマによっては「読み物」として興味深い投稿もそれなりにあって、こうして放っておいても少ないなりにヒットが一定数あるのは過去記事のおかげであることは間違いない。なので、いつか時間がある時に記事の整理をして「ジャンルごとに面白いモノをピックアップする」といったこともしていければいいな、と思っている。

さて、前回の投稿に「諦めて達観するのにはまだまだ早いですよ」とのコメントをいただき、(確かにそーだな)と素直に思った。最近ボケがヒドくて(あーもーオレダメかも)と老いや死への恐怖を強く実感していたのだが、よくよく考えてみれば(いや人生まだまだこれからなのかもしれない)と。

「死ぬまでにしたい10のこと」(2003年カナダ/スペイン)という映画が話題になって自分でも考えてみたのがもう既に20年近く前のことで、昔やっていた別のブログ「アメ・タイ!」(ココログ)で記事にしたのを覚えている。
面倒なのでチェックしに行くことはしないし全部思い出せるワケではないけれど、そのうち一つでも実現したかといえば答えは「否」である件だけはハッキリと分かる。もう何十年も前から構想していた小説は結局未だに完成していないし当然直木賞も取れていないし、カンプノウでの「クラシコ」観戦も、芸能人と恋愛の末のフライデーも。まあよーするに全て突拍子もないことだったのだから。
つまり、その当時の「10のこと」はやはり人生の目標的な意味合いがあった。まだ若かったし夢もあった頃の発想だから。では、20年経っ(てしまっ)た今、それらを振り返り再び同じ目標に向かってチャレンジするか、もしくはあらためて現状の「10のこと」を練り直すべきか。

「後者が良いのでは?」と、なんとな〜く思う。もちろん、「長編小説を完成させて賞に応募する」ことはいつか必ず実現させるとしても、ここへ来て新たに思い浮かぶ「したいこと」だってやはりあるに違いないのだから。

というワケで、せっかくなので今回間もなく転職するにあたって新たに「10のこと」を決めよう、と。

「チェンマイにコーヒー農園を作って自らのブランドを立ち上げる」というのが当時あったかどうかハッキリ覚えていないけれど、ハノイで暮らしていた頃に「自分のワイナリーを持ちたい」と微かに思ったこともある。もちろん大変なことは分かりきっているけれど「好きな嗜好品をオリジナルで作る」という夢は誰でも一度は考えるのではなかろうか。

ちょっと古いけれど、「失楽園的恋愛の末最後の相手と心中」というのにも憧れる。「鴨とクレソンの鍋食べて雪山で遭難なんて素敵すぎるではないか!」と、当時の私はかなり強いカルチャーショックを受けた。自分ならどーする?レイヴでオーバードーズして狂ったように死ぬ??はたまたサウナと水風呂の繰り返しを死ぬまで??う〜む。
ただ、ここ何年も飲んでいる女性ホルモン的成分を含むハゲ薬のせいで髪の毛の量は増えたものの性欲や女子に対する気持ちがすっかり薄くなっていまってそっち方面はイマイチ望み薄かもしれない。

映画が好きだから、「脚本書いて自分の映画を撮りたい」ってのは以前からあるけれど、これも結局は小説と一緒で脚本がなかなか完成しない。考えたプロットをいくつか紹介すると、自らオーナーの飲食店(カフェ)がパンデミックのキッカケとなって封鎖され……とか、バンコク在住の日本人が友達のタイ人何人かと組んで銀行強盗して国境を超えて逃げて……とか。まあ、ありがちだけど、妄想しているとだんだん止まらなくなって、(コレ映画になったらオモロイかも?)などと思うことが結構あるのだ。

「タイで自分の店を持つ」というのは、叶わない夢ではなく移住当初からかなりリアルにずっと考えていた。家賃が高過ぎるバンコクは無理だとしても、チェンマイやウドンターニー辺りならイケるのでは?などと妄想していた時期もある(*過去記事参照http://pattaya-ri.com/post-4201/)。本心を言えばクラブというかディスコがやってみたいが、もちろんカフェでも良いし、パンガン島の某「アムステルダムバー」のような海の見える小高い丘でバー経営なんてのにも憧れたりする。但し、パタヤのバービアで自ら立って日本人の相手などという類いはゼッタイにイヤで、できれば地元の若者達と交流してみたい気がするのである。

そーいえばその昔、Mちゃんというとても可愛らしくて気立の良いチュラ(ロンコーン)大(学)の生徒と知り合うキッカケがあって、当時飲み会(部屋飲み)に参加した私含む日本男子三人が三人ともいたく彼女を気に入ってその後も噂をし合ったものだったワケだが、小説なら村上春樹氏の「ノルウェイの森」が好み、というM嬢はいわゆる「サブカル大好き女子」で、昔私のやっていた店の常連だったようなエッジの効いたタイではとても珍しいタイプのコだったこともあって「ねえねえバンコクでイケてるカフェを教えて」と言ったら「いくらでも案内してあげる♪」と言われて有頂天になったことをよ〜く覚えている。しかし、嫉妬深いカレシのせいで結局それは実現しなかった。当時はアーリー辺りにそんな感じの店が集中していたらしく、きっと素敵な女子大生達がたむろしていたに違いない。

あれは今から14〜5年前のことだろうか。となるとM嬢は30代後半、(失楽園的恋愛の相手としては悪くないかもしれないな)などと妄想が止まらなくなって来たので、

この続きはまた。


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