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もしもタイムトラベルが可能ならば行きたいあの時代

      2017/08/09

き〜みをだいて〜い〜いの〜 すきに〜なってもいいの〜
き〜みをだいて〜い〜いの〜 こころは〜いまどこにあ〜るの〜

朝起きたらそんな歌が頭の中でこだましており、思い出せない曲名を調べてみたらオフコースの「Yes-No」だった。

いやいやオフコースなんて全然好きでもなかったし突然なんなのだろう?
1980年発売だから今から37年前か。古いな。カラオケで歌った覚えもないし何か曲にまつわる想い出があるワケでもない。そして、詞の内容のように「好きになってもいいの?」などと問いかけるような相手などもちろんいるはずもないのだ。

夢というモノはまったくもって謎だ。

おそらくは記憶の中から引っぱり出してきた映像や音が脳内で再生されるのだろうが、何の理由もなくそんなことが起こるのはおかしい。きっと何か根拠があるはず。試しに歌ってみる。ちゃんと歌える。全部ではないけれど驚いたことに歌詞もそこそこ憶えているではないか。

記憶も不思議だ。いったい何故そんな好きでもないアーティストのそこまで売れてもいない(オリコン8位)曲を憶えているのか。もっと有名な「ラブ・ストーリーは突然に」(*小田和正ソロ曲)だったらヒットチャートの1位になりドラマの主題歌だったくらいだからまだ分かるし、夢に出てきたのは何か潜在的理由があるのかもしれない。例えば「東京ラブストーリー」の中のワンシーンを彷彿とさせる場面に遭遇したとか。歩道橋の上でカワイコちゃんから名を呼ばれ「セ○〇スしよ!」と言われたとかね。ていうかそもそもハノイに歩道橋なんてないのだけど。

いずれにせよ、好きでもないアーティストのそのレヴェルの曲でもメロディーと歌詞をちゃんと憶えているのだから私の記憶の中のJ-popは膨大な量になるはずであり、人間の記憶がいかに底知れないのかと思うと恐ろしい。もっと上手く使う方法だってあるに違いない。

まあ、こーいうことはよくあるし理由が解明できたらさぞスッキリするだろうけれど、いくら頭をひねっても無駄っぽいのでやめておこう。最近では殿様キングスの「女の操」が頭の中をずっとループしたこともあったが、結局は原因なんて分かりっこないのだから。

で、その日仕事の帰り道でバイクを運転しながら大声で「Yes-No」を歌い、ついでにスピッツの楓など何曲か歌ってみる。なかなか気分が良い。

家に戻り「YouTube」にてフルコーラスで聴いてみる。ふむふむ。なかなかいい曲だな。タイトルと歌詞の内容から想像すれば恋愛初期の男子の切ない想いであろうが、こんな気持ちになったことは何度だってあるし、相手が自分に興味があるかどうかいわゆる脈のあるなしを判断してから本気で好きになるタイプの私からすれば心情は大いに分かる。

もしくは、深読みすれば事情があって「好きになってはいけない」人への歌なのかもしれない。その人を幸せにする自信がなくて(これ以上好きになるとマズい)と想いを抑える。つまり「君を抱いていいの?好きになってもいいの?」は自分に対する問いかけでもあるのだ。

あ!この経験ならあるぞ。

そー言えば10年程前にお付き合いしかけたY嬢への気持ちはまさにこんな感じだった。実際は好きになったし抱いたのだけれど、そーいう関係になってからもその後のことについて互いにものすごく悩んで葛藤したものだ。結局恋人にまで発展せずじまいだったが最後の方は本当に辛かった。当時本人の前でコレ歌ったら多分二人共号泣だったに違いない。

今でも時々想い出すが彼女は元気だろうか。どこで何をしているのか。

そーか!つまりこれは彼女からのメッセージであり、何らかのパワーで私の脳に働きかけて想い出させようとしたのだな。
いや、しかし夢に本人は出てこなかった。ヒット曲の歌詞から自分を連想させるなど回りクドぎるからおそらく違うなあ。

とまあ妄想はそれくらいにして、その後「YouTube」で追いかけて聴いた曲をいくつか紹介しよう。
https://www.youtube.com/watch?v=6XmSPVWqle4

これはTRICERATOPSというバンドのライヴに小田和正氏がゲスト出演した時の比較的最近の映像だろう。原曲は1991年発表で26年前か。やはり70’S〜90’Sは名曲が多いのだなあ。とあらためて思う。
実際、メロディーラインのネタなんて無限ではないワケで、昔の名曲にインスパイアされるのは仕方があるまい。そういった想いも込めてカヴァーしたりライヴで共演したりすることはヒジョーに良いし、これからもどんどんやっていただきたい。

そういった意味で秀逸なのはやはりこの方が歌うこの曲だろう。

1978年リリース。何と39年前のJポップだが今でもまったく色褪せない。「タイム・トラベル」。名曲は時を超えるのである。

知らない人の為に原田真二氏ご本人の映像も載せておこう。

そして1977年のこの曲。作詞作曲歌:中島みゆき嬢。平井堅氏は正直さほど好きではないが、スピッツの草野マサムネ氏の参加でとても良くなっている。

女性ヴォーカルだとコレかなあ。1979年。作詞作曲歌:久保田早紀嬢。最近のシンガーソングライターと違って(失礼!)とても美人だった。個人的にはEGO-WRAPPIN’も好きだったなあ。

最後にこれまた個人的趣味で申し訳ないが、密かにファンだった女子ユニットHALCARIのカヴァーが素晴らしいこの曲。

メチャメチャ可愛いではないか。ちなみに、向かって右側のYUCARI嬢のルックスが好きだった。実は日本に住んでいた頃の最後に好きだったSリ嬢が少し彼女に似ていたのだがそれはナイショということで。

原曲は小沢健二氏&スチャダラパー氏の1993年の作品。HALCARIのデビューはその十年後。当時中学生だった彼女らのダンスとラップがとてもカワイくて、既に40近いオヤジだった私は「大好き!」と公言できるはずもなくダンスの振り付けを真似たりしていた。今考えればヒジョーにサムいが。彼女らの曲を敢えてオススメすれば「ギリギリ・サーフライダー」「ストロベリーチップス」そして一番良かったのが「マーチングマーチ」だ。DJ FUMIYA氏のトラックはここまでだったのかな。今聴いても全然イケるはず。

てなワケで、「YouTube」でこの辺りまで遡って眠くなって寝たのが昨晩のことである。

寝る前に二つのことが頭に浮かんだ。

ひとつは1965年生まれの自分は「時代に恵まれたなあ」と、つくづく思う件。

もちろん感じ方は人それぞれだけれど、子供の頃から廻りには溢れる程魅力的なサブカルチャーが満載だった。今日ご紹介したのはごく一部のJ-popだけれど、70〜90年代は洋楽もスゴかったし、ファッションやディスコなど流行したものやその原体験は何ごとにも換えられない。私は特に映画とカラオケが好きだったからそこに多くの時間を裂いたけれど、一応一通り経験してきたからね。

そんな風に思うのは年を取った証拠。ただ、現実問題若かりし頃の日本がとても懐かしく感じたのだ。

そして無性に恋しくなった。日本へ帰りたい。
ただ、今の日本ではなくあの頃へと戻りたい。

ハッ!!!
タイムトラベルは可能でないか。

そう。
夢の中でなら。


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