チェンマイ熱も少し冷め冷静になり始める

2023/07/17 2023/07/19

Mちゃんのバースデイパーティーはとても盛り上がって何よりだった。R氏のパエリアは相変わらずウマいし、仲間達も良い人ばかり。
何回目の誕生日なのかは敢えて聞かずにおこう。

ゲストの中に珍しくニッポン人がいて、タイ人の奥様と1.3歳の息子さんも一緒だった。Y氏はチェンマイ在住7年と長く、Mちゃんとは来タイ当時に通っていた語学学校の生徒同士だったらしい。なるほど。
奥様はまだ若く大学を卒業したばかり。知り合った頃は高校生だったというから何とも羨ましい。とは言えY氏もまだ若くとてもお似合いのカップルである。お話を聞く限りタイラヴの気持ちは私と近いものがあるので、きっとこの先もチェンマイを拠点にこちらで暮らすことでしょう。素敵です♪

その後、残ったメンバー6人で中央の大きなテーブルにてダラダラと過ごす。皆さん音楽好きの様子で、B.G.Mを選曲しつつその話題で盛り上がっていた。途中、各言語を使った伝言ゲームやカードゲームを交えつつユル〜く時間が流れていく。英語の会話なので少し戸惑いつつも、私もなんとか話題についていこうと頑張っていた。

面子はフランス人スペイン人アメリカ人日本人。西洋の人達ってやはりマイペースというか勝手というか、相手がどー思うとかそーいう細かいことにはあまり興味なさそう。カードゲームの最中も気にせず思いついたことを思いつくままにって感じ。少々イラっとくるが、別に真剣にやっているワケでもなくゆる〜い夜会である。
で、そのまた合間に私が勝手に「今度は日本語でオレからスタートするね」と伝言ゲームを再開。日本語の音が彼らにどのように伝わるのかに興味があったのだ。伝言は途中まで伝わっていったものの、音楽話で盛り上がっている二人はそれを無視。あ、そう。なるほどね。ま、別にいいんだけどさ、と、ほんの少し傷付く。（あ、オレが彼に対していくら興味を持ったところで、この人はそーぢゃないのだな）と。もちろんそれはシチュエーションによるところが大きいにせよ、人の気持ちって結構単純なものなのだ。

この件もあってちょっと冷めてしまった私は、方針を変えることに。片想いが辛いことは経験上知っている。

チェンマイ滞在があまりにも楽しくて、お盆の知人来タイ（パタヤバンコク）のアテンド終了後、もう一度チェンマイに戻って更に一ヶ月こちらで暮らそうと考えていた。その際にキッチン付きの物件に移ろうとコンドミニアムやアパートを探していたのである。
しかし、コンドーのレンタルいわゆる分譲賃貸物件は一年縛り、希少なキッチン付きアパートの場合も最低半年、一カ月飲みの場合は家賃が跳ね上がる。といった具合でなかなかいい部屋が見付からない。最安の物件で家賃が6500THB/月、ケーブルTVwifi部屋のクリーニング費用780THB/月、水道代100THB、電気代のユニットがユニット単価8THB。ただ、築3年とまだ新しく、某「MAYA」のすぐ裏手で立地も悪くない。これにバイクのレンタル料3000THB/月を加えると一カ月約11000THB、日本円で4万5千円ほどかかる計算になる。食費交遊費を入れればおそらく総額3万バーツはかかるだろう。となるといよいよ資金ショートとなる。某「preply」はwifiスピードにうるさくて全然登録できないし、全く困ったものだ。

最近はそんなことばかり考えていて、MちゃんやR氏にも「ホンダは金金ばっかりいってるな〜」とからかわれる。そーだよね。口を開けばお金のことばかりでは、そりゃまあ引くわな。

と、ここまで来てよーやく冷静に。

（オレは一体何しにタイに来たのだ？そもそもの目的はバケーションでは？のんびり過ごしてリラックスして、今後のナゴヤでのハードライフに備えるのではなかったのか！？）。

まあ、この先もタイに来る理由を探すとかこっちでビジネスなんことあまり真剣に考えず、まずはのんびり過ごすのだ。
そーだ、そーだ
そーに決まった。

もちろん今でものんびり過ごしてるし、毎日フラフラしながらもしっかり寝ているし、眠剤なんていらないし、おいしいものもたくさん食べてる。ただ、いつの間にか頭の中はビジネスとか今後の生き方とか、割と堅苦しいことばかり渦巻いてしまっていた。妄想は果てしないし、それらは自分が楽しく暮らしていく為に必要なこととは言え、行き着くところは先立つもの、つまりお金のことにどーしてもなってしまうのである。

だから一回全て忘れて、欲望に身を任せよう。そーすれば自ずと答えは見えてくるはず。

あと残り5日間。こちらでしか食べられなようなものを食べて、コーヒーをたくさん飲んで、またクラブにも通うぞ〜♪