果たしてヴェトナム人にとってもカルチャーショックなのだろうか
2017/08/27
一生懸命タイで仕事を探し、一時期は半ば本気で日系企業へ現地採用枠で就職しようか?とさえ思った。一軒だけとは言え実際ごくごく軽いオファーはあったし、上場企業であり条件も悪くなかったはず。少なくとも車で通勤一時間圏内ではあった。まあ、詳しくは聞いていないけれど。
あれから一年近く経つが、状況は著しく変わった。あの時はまさかハノイで仕事をするなんて1ナノも思っていなかったのに…。
人生なんて何が起こるかまったく予想もつかないものだ。
タイに住んでいた頃は、例えば日本に旅行する度パタヤを懐かしく想ったものだ。
汚い海、55バー、Sizlerのサラダバー、ソムタム。あるいは数名のタイガール達。
今はどーだろう。
う〜ん。そーだなあ。ちょっとだけ懐かしいのは某「insomnia」かな。ウォーキングストリートにあるクラブである。
ボディーチェックを受けつつ「アンタ何人?」と聞かれ「ジャパニーズ」と答える。タイ人男子は出入り禁止なのだ。ビルボードヒットチャート系のミーハーな選曲。やや炭酸の薄いサンミゲルライトのあの味。今思えばあの雰囲気も決して悪くない。
残念ながら今回は行けないなあ。行けるとしても某「clymax」か。あそこは音がいただけないんだよな〜。
会いたいコも特にいない。
ま、強いて言えばマッサージ屋さんのあのコかな。マッサージ代と込み込みで700THBでヤらせてくれる名前も知らないコ。元気かなあ。
などとちょっとだけタイに思いを馳せつつ、事務所にて連れて行くヴェトナムボーイ達にタイの説明をする。
「ステージで踊ってるコの番号を選んで席に呼んでドリンクをご馳走すれば何をやってもいいぞ」
「店から連れ出したければ店に罰金を2〜3千円払えば一緒にゴハン食べに行けるよ」
「エッチ代は6〜9千円くらいかなあ。それは店関係なく個人交渉ね」
「シャワーを浴びる時に財布を持って行かないと一枚だけ抜かれるから気を付けろ!」
「プロのタイガールは皆パ◯パ◯だからね」「皆HIVだと思った方がいい」
「メチャメチャキレイだなあ。と思ったらまずオカマちゃんだと疑え!」
「17才以下は相当罪が重いぞ。ただ、平気で20才とか言うから注意しなさい」
「睡眠薬強盗の手口はだいたいねえ……」などなどなど。
「ふんふんふん」と皆真面目に聞いている。コイツらを55バーに連れて行ったらビックリするんだろうなあ。きっと。ふふふ。
あと、タイ語の12345678910を教えてはみたけれど多分すぐには無理かな。
しかし考えてみたら今回のタイ出張、この人達にとってはある意味楽しいのかもね。例え仕事で行くとしても、繁華街の独特の雰囲気はヴェトナム人にとってある種のカルチャーショックに違いないのだ。
55に連れて行ったらマズいかな。
いったいどーしたものだろうか。
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