P.R.Iパタヤ総合研究所

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*

ピアスからマスクへ

   

ピアスを外した。

偉い人達と会う為であり、「第一印象が大切」とボスから言われた。もちろんである。

最初の頃は、穴が塞がらないように付けたり外したりしていたけれど、それもやめた。
ある種の覚悟の象徴的事柄と思える。

代わりにマスクが手放せない。事務所のあるビルから一歩外に出れば即装着のクセがついてしまった。

ノーヴィザの滞在期限である15日はとうに過ぎ、あっという間にもう19日が経つ。
流れに身を任せていると、まるで洗濯機の中に居てぐるぐる目が廻るように思える。

ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる。
でも、何故か心地良い。

ただ、これまでネガティヴ要因がほとんどなかった中、遂にとてつもなく大きな事象が発生。
喉の痛みと共にやってきたアレルギイ鼻炎である。タイに居た頃、まったくと言っていいほどなかった持病が遂に復活。日本と似た気候故、抗体もやはり似ているに違いない。

そして、常に舞う土ぼこりと大量のバイクや車がまき散らす排気ガス由来であろうPM2.5による気管支へのダメージ。プラス高湿度。聞くところによるとこの街は、世界有数の過酷な気候の地なのだそうだ。タイで安く購入した鼻炎の薬で何とか保っているが、医療や医薬品関連はまだまだ発展途上のヴェトナムなのであった。

ところで、ただ単に日本人というだけでセンセーと呼ばれ誰も彼もが教えを乞うてくる。

例えばついさっきも、カフェでコーヒーを飲んでいたら隣りのテーブルの女子学生が「にほんじんですか?」と声を掛けて来た。そー言えばその昔はタイでも、バスを待ってていると女子大生から同じように声を掛けられたものだ。
「私はすぐそこの会社に勤務しています」と名刺を渡したら、一時間後にはひらがなでSMSが送られて来た。
「もしもし。あなたは〇〇さんですか?」。いやいや。「もしもし」ではないから。笑

事務所に居れば、次々と訪れる日本語勉強中の若者達から質問を浴びせられる。
「おなまえはなんですか?」「はのいにはいつきましたか?」「にほんのどこからきましたか?」「かぞくはなんにんですか?」
「はじめまして。わたしは〇〇といいます」「にほんにいってしごとをしたいです」「せんもんはこんぴゅーたーです」

練習練習。練習練習。
勉強しておぼえた日本語を、とにかくもう使いたくて仕方がないのである。

しかし、彼らはまだヒアリングが苦手で、簡単な言葉のみを使って話してもすぐに「???」となる。

そこで私はピンと来た。
なるほど。なるほどね。

この街に居るといろんなアイディアが湧く。私達日本人から見るとまだまだこれからいくらでも需要がある完全な売り手市場に見える。確かに気候は過酷だけれど、咳や鼻炎を我慢する価値があるような気がするのだ。

まあしかしそれもただの妄想かもしれない。

さて、明日もマスクを嵌めて

過酷な街へと出掛けますかね。


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*一日一麺は果てしなく続くが、結局一番ウマいのはミェン(春雨)と悟る。
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