人的ミニマリストを卒業する日は近い?
ルーティンになかなか戻れない。というか、リズムが取り戻せないのである。
タイ在住歴七年無職五十代独身怠け者男子の生活リズムなんてロクデモナイのはご想像の通り。しかし、ロクデナシにはロクデナシのこだわりがあるワケで、単調な中にもそれなりの美学を持って日々暮らしている。
「あくせく」か「のんびり」かならば後者を選び、突き詰めていくほどシンプルになるのは物事の道理。「怠惰」と捉えるか「優雅」とみなすかはあなた次第。後ろ指をさされようと本人が満足していればなんら問題はない。
「N.E.E.T」でも「S.N.E.P」でもいいけれど「ミニマリスト」という響きが耳に心地良い。
「持たない暮らし」の観点から言えばもちろん「モノ」が中心かもしれぬが、「他人との接触」や「仕事」を持たない暮らしがある意味究極とも考えられるのではないか。
しかし、そんな居心地の良い場所から抜け出そうとすれば当然弊害が出る。私みたいなスーパー利己主義人間にとってみれば「他人との接触≒ストレス」であり、仕事を始めれば付き合う相手は選べないのだからやればやるほど比例して増える一方。決断の時は刻一刻と近付いて来ている。
などと愚痴愚痴言っていても仕方がないので、パタヤの情報を発信しなくては。
一昨日、つまり金曜の夜は雨も止み街も少しは騒がしくなった。しかし、ハイシーズンに比べれば道も空いていてかなり静かな感じは否めない。そんな中地ビールの店某「Hopf Brew House」は相変わらず大盛況。できたてのホワイトビールは唸る程ウマいのだった。
アテンドというよりただ一緒に遊んでいるだけの不動産チームは五名。食事の後の行き先は二手に別れ私は「WS」チームに同行。「人が少ないなあ」などと言いつつ散歩していると前方から大量の白い煙が「モワモワ」と漂って来るではないか。
「すわテロか!?」とビビりつつもミーハーな私達。「ファイマイ(2232、火事)!ファイマイ!」と叫びつつ近付くと某「crazy house」の前に人だかりが。
どうやらボヤ騒ぎの様で既に鎮火した後で、煙と思ったのは消化器の白い粉だったみたい。原因は店の前に設置してあるヒューズボックスでおそらく過電圧か何かでショートして火が出たのだろう。
付近の店のセキュリティーとツーリストポリスだけでなんとな〜く解決しそうな雰囲気だった。ニッポンならば数分で消防車が到着し大騒ぎのはずだが、やはりタイはユルい。ニュースにさえならないんぢゃないか。ただ、某「crazy house」は当然のごとく営業できず、この稼ぎ時にオーナーやスタッフ一同は涙目だろう。
土曜日はゴルフにお付き合い。
パタヤカントリーはキャディーフィー&カート込みで2150THBと週末にしてはお値打ち。コースは水捌けが良く足場はまったく問題なし。さすがタイだ。
夜は某「Rim Talay」でシーフード。外は涼しくてビーチサイドのテーブルが心地良い。エビ三昧でお腹いっぱいだ。
私を含め六人全員で「カラオケ」に。某「にりんそう」(平仮名だった)は「drinking street」の中(?)にある店で、個人的にはパタヤで訪れた二軒目となる。
http://pattaya-ri.com/drinking-street/
システムはよく分からないが、おそらく一時間飲み放題(*ビール別)で700THBとかそれくらい(?)。女子を連れて帰れば店に800THB。私の横についたコラート出身A嬢は「ロングで2500THB」と言っていたが、価格は女子次第なのかもしれない。
一時間半程滞在して私が三曲(「わかれうた」「私はピアノ」「夏をあきらめて」)歌う間に二組計十名以上が来店。なかなかの忙しさである。
最近はシラチャーなどに勤務する駐在員が大勢パタヤに住むようになって、この地区のカラオケ店もどうやら盛況の様子。ニッポン語で上手にカラオケを歌うタイガールも居たりしてそれなりの雰囲気ではあった。
「ミニマリスト」の私にとってカラオケ嬢など「余分なモノ」の最たる例だが、もちろん旅行者や駐在員にとってニッポン語である程度意思の疎通が取れる相手は重宝なのだろうなと想像はつく。
というワケで明日からは一週間仕事絡みのアテンドとなる。
独りきりで優雅に、いや怠惰に過ごすのは
まだしばらく先の話だ。
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