(正真正銘!)パタヤで起こったいくつかの出来事
「<パタヤ総研>とは名ばかりで最近はちっともパタヤの情報がないではないか!?どないやねん!!」
という読者からの投書が毎日山のように届いているワケではなく、気の弱い私は
「きっとそー思われているに違いない」と勝手に「ビクビク」している今日此の頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、徒然の徒然なるがままに起こった出来事を書き連ねてみたいと思います。
はい。無論当然パタヤでの話限定でございますとも。
五月十二日(火)曇り。
朝、学校に行く途中バイクにて左折禁止の交差点を赤信号で左折し(通常は前方が赤でも左折可)、うっかりケーサツ官に見付かり捕まる。本当はサードロードを南に向かって直進するところ、信号待ちがイヤだったので
①サードロードをスクムヴィットに向かって左折。
②すぐにUターンして今度は西向き(ビーチ方向)を更に左折。よーするに、
「二段階左折」=「結果的に直進」という、普段からよく使うテクニック(?)を駆使したら朝っぱらからたまたまケーサツ官が立っていたのである。当然のごとく確信犯、つまり違反は承知の上であり捕まりそうになったら「逃げる」か「諦めて賄賂を支払う」かの二択だ。
ところがである。
驚いたことになんと賄賂は通用せず、握り締めた二百バーツを押しやられ「フン」と鼻で笑われてしまった。
タイで長く住んでいるがこんなことは初めてだ。相手は単独だろうが二人組だろうが検問だろうが過去に捕まった全てのケーサツ官達に「キッチリ」200THBづつ賄賂を支払ってきたし、その総額はおそらく「55及びバービア嬢」に奢ったドリンク代よりも多いはず、というのがこの手の話をする時にはお約束のまことにくだらないジョークだったにも関わらずである。まったくなんということだ。
しかし、すぐにある事実に気付く。
そう。ここがパタヤだという件だ。
確かに今までは全てバンコク都内もしくは近隣県の高速道路上であり、チョンブリ県パタヤ市では初めて捕まった。そして「駐車禁止」以外で違反切符を切られたのも初体験。
実際問題、パタヤの街中は交通違反に対してもの凄く厳しくて常にケーサツ官が網を張っている場所が何箇所もあるし、特に事情を知らぬ旅行者らしき人々が捕まっているシーンをやたらとよく見掛ける。しかし、もちろんそれはあくまでも各々の「お小遣い稼ぎ」であって本当に「切符を切って」いるとは夢にも思っていなかったのだ。
そして数時間後。
学校の授業が終わるとその足で某「センタン」横のケーサツ署に出頭。道すがら、何も違反はしていないのにあろうことかまたケーサツ官に止められる。免許証所持のチェックだったが、「今から反則金を払いに行くのだ!」と憤慨して違反切符を見せるとニヤニヤされて「あっそー。毎度〜!」的な扱い(この国では違反をすると免許証を没収され、罰金を払うまでケーサツ署に保管される仕組みなのである)。
「何たる態度」と、怒り心頭でエアコンの効いた署内に入って行くと、そこで見たのは驚くべき光景だった。
「ここはイミグレか!」と惑う程大量の人混み。そして自動機から番号札を取ると実に四十人待ちではないか!
「オーマイゴッド!!」とは私の後ろでチケットを見た西洋人のセリフだが、彼と共に両手のひらを上に掲げるポーズをしたのは言うまでもない。
外に出て入り口をよく見てみたら、男女のケーサツ官の人形が「毎度いらっしゃいませ」と言わんばかりに「ニッコリ」と笑っていた。
結論:パタヤ市では(主に)観光客相手に交通違反切符を切って切って切りまくり、それを観光収入の一部に充当している(*反則金が管轄ケーサツ署の収入にはならないと思うけれど、市から何らかの報奨金が出ているのではなかろうか?ちなみに左折禁止違反の罰金は400THBだった)。
五月十五日(金)晴れ。
午前中「イミグレ」にパスポートを取りに行った帰りジョムティエンビーチに寄ってみる。パタヤよりも少しだけ静かで良い。
昼前、いつものようにサウナに行く途中線路の踏切が珍しく下りていた。そして数分後、電車が通過。
パタヤにも電車(ディーゼル機関車?)の駅があることをあらめて知る。そして、いつの日か高速鉄道が完成し、バンコクから一時間で来られる未来を夢見る。
夕方、S氏と共に気になっていたサードロード沿いにある和食屋さんに行ってみるが、見事なまでに「なんちゃって」ニッポン料理であり、二人ですっかり「ゲンナリ」して帰る。「決して行ってはダメな店」としてここで紹介しようと思ったけれど、見た目からしてすでに「ダメダメ」過ぎて写真を撮る気力すらなかった。
五月十六日(土)晴れのち曇り。
朝一でバンコク方面にゴルフに出掛ける。「ラムルッカC.C」までは二時間ちょっと掛かった。とてもキレイなコースだった。
午後、帰って来て某「Best Super Market」に買い物に行ったら「BigC」にも「Tesco Lotus」にもなかった某「Meiji」の500mlパックのヨーグルト発見!
「やった〜!」と小声で叫んだ(?)次の瞬間、値段を見て一気に凹む。
60THB!?某「Max Value」より11THBも高いではないか!!
(涙がこぼれないように)上を向いて歩いて帰ったのは言うまでもない。
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