P.R.Iパタヤ総合研究所

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君らはいったい何故「誕生日会自腹ルール」を最初からスポンサーに説明しないのだね?

      2023/07/21

今日はいよいよMちゃんの誕生日。彼女が厳選した十数名のゲストがチェンマイ郊外メーリム(3222)にあるパエリアハウス #LaPetita に集う。

「誕生日会の費用は主催者持ち」というタイ特殊ルールに泣かされて来た日本人の方々も多いのではないだろうか。特に風俗系タイガールの場合誕生日を盛大に祝う風潮があり、それはやはり自らの存在価値を知らしめるという意味でヒジョーに重要な意味を持つことは想像がつく。55バーやバービアに派手に飾り付けられた風船、急遽作られたステージでは呼ばれた歌手がイサーンソングを歌いまくり、バーツ札のレイを首からぶら下げた本人は早い時間からテンション高く飲んだくれる(*お酒強い子)ワケで、その姿を見ただけでこの後の二次会での修羅場を想像して笑えてくるのはおそらく私だけではないはず。

例えばタワンデーン(222222バンドとDJが交互にフロアを盛り上げるイサーンスタイル大宴会場)のような大バコディスコでは深夜12時になると毎晩必ず「ハッピバ〜スデイトゥ〜ユ〜♪フュ〜フュ〜♪」という世界共通の3拍子ではなく4拍子のタイ風お約束ソングが流れ、会場で誕生日を迎える人達の名前をMCが次々と紹介して行く。それぞれのテーブルでは周りに散々飲まされて既に酩酊状態のご本人を中心に家族兄弟仕事仲間の他勝手に紛れ込んだ知らない人含め十数名が大盛り上がりであり、これらのお会計はスポンサーである本人のカレシが全額負担することになるのだ。かくいう私もこーした場に何度も参加して来たし、スポンサーの一人に抜擢されて揉め事の渦中に置かれた経験も数回ある。

そう。このタイ特殊ルールが揉める原因になるワケで、一般的には本人ではなく周りがワリカンで払うのが当たり前だから、事情をよく知らずに連れて来られた主に西洋人のカレシがチェック時に「おいおい聞いてねーぞ!!」と暴れ出すケースが、ディスコでたまに勃発する大喧嘩の理由のひとつであることは、タイ好きの男子の皆様ならご存知ですよね?私自身も、タイ移住間もない頃ぺッブリーロードのタワンデーンにてソイカ(ウボーイ)の55嬢Aちゃんとドイツ人の血気盛んなおっさんが目の前で殴り合いの喧嘩をおっ始め「シット」「ファック」と怒号が飛び交う中止めに入って、到着したケーサツ官達と共にもみくちゃの中誰かの返り血を派手に浴びたことがある。本当に凄まじい大喧嘩で、タイの想い出ベスト10には必ず入るほど楽しかった記憶だ。結局私は3000THBほど支払ってことなきを得たが(ドイツ人と折半)、あれだけのショーを見られたのだから安いものである。

本日集まるのはほとんどが西洋人もしくはハイソタイ人だからそんなことはなく会費制であり、おそらく流血も見られないだろう。ただ、散々お世話になっている私としては自ら血まみれになるくらいのパフォーマンスを披露してもバチは当たるまい。

会場となるパエリアハウスには足繁く通っており、オーナーR氏とも思いの外仲良くなれた。過去、本国で似たような境遇だったこともあってシンパシイを感じ合ったこともあるだろうが、とにかくこちらが興味津々なのは既にお伝えしている通りで、それほど彼の作るパエリアはおいしいし、郊外一軒家レストランは魅了的に私の目には映る。だから「ホンダがもしやりたいならオレも協力するぞ」と言われれば、ナゴヤもしくはパタヤでパエリアハウスをやってみたい気持ちも少なからずあるし、やり方によってはうまく行くのかもしれないし、例えばチェンマイで趣味のカフェをオープンするよりよほど具体的かつ成功への道がイメージしやすい。「スパニッシュレストラン」ではなく「パエリア専門店」というところがミソであり、それはご本人も自覚しているに違いない。とにかく氏の店の今後の成功を心から祈るし、できる限りサポートしたい気持ちも強いのである。

ただ、ラテン気質のアーティストであるR氏に対してだから、その手法は簡単ではない。「(店とご本人が)好きだから」という単純な理由では、私のするおせっかいに素直に納得できないという彼の気持ちもよーく分かる。だからこれ以上近づくべきなのか否かは判断が難しいところではあるよね。ま、なるようにしかならないし、流れに身を任せることにしよう。

一方で、チェンマイコーヒーについての計画も少しづつ進んでいて、数日前からいよいよアパートの部屋でセルフドリップコーヒーを飲めるようになった。湯沸かしポットのレンタルシステムがなく、購入したところで持て余すだけなのでどーしようか悩んでいたら、アパートの管理人のタイガールが某Tーfal的なポットをどこからか調達して来てくれたのである。「残り10日分のレンタル料はいくら?」と聞くと「マイアオカー(322232要りません
)」と言う。「いやいやいや。ちゃんと払うから」と押しても「マイペンライカー(32222232大丈夫です)」と譲らないのだ。

「本当にありがとう」とお礼を言いつつ、タイの人達のこーいった優しさにいつも救われ続けている私としては、(お返しをしなくては!)と素直に感じる。多少なりとも消費に貢献するとか税金をたくさん払うとか具体的な方法もあるだろうけれど、できればそれだけではなくもっとちゃんとした恩返しがしたい。タイの人達に親切にすることももちろんだけれど、何か社会貢献的なことができないものだろうか。
ひとりの個人としてはただの変態変人である自覚は十分にある上で、今後いつか必ずこの国の為に役立つ何かを見付けたいし、実行していきたい。

そんなことを思いつつ、今日も
タイ産ストレートコーヒー豆に

心を込めてお湯を注ぐのだった。









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