「ジェントルマンズクラブ」を一言で説明するならば
2022/10/05
本日は「パタヤラヴ♪広島チーム」メンバーで年末年始旅行のミーティング。
ということで、前回のツアーの想い出をちょっとだけ振り返ってみることにしよう。
我々がパタヤの地に足を踏み入れたのは2022年4/29(金)夜。
当時はまだ到着日に現地でPCR検査を受ける必要があって、迎えのバスに乗ってスワンナプームから病院へ直行。検査後ホテルの部屋で隔離され翌朝の結果を待ってようやく解放、という状況だった。なので、通常では考えられない五つ星ホテル(某グランドセンターポイント)に一泊し、ハイソなタイの家族達に囲まれてレヴェルの高いブュッフェの朝食をいただくことになった。
観光客の数はまだまだ少ない印象だったものの、夜になればバービアのネオンも煌びやかでそこそこ盛り上がりつつある感じではあった。
そんな中、「WSよりも今はブアカーオ(22112)」という情報に従って早速TREE TOWNやソイチャイヤプーンを覗いてみる。55バーよりもジェントルマンズクラブが熱いらしく、中でも某「HIGH ROLLERS」がいい、という噂を聞いていたので、早速凸入。
名称が分からぬが、道路が光る照明が何とも小洒落ているではないか。
実はココ、55バーの著名店某「バカラ」(パタヤ)のマネージャーがコロナ禍で店を辞め大量のダンサーを引き連れて移籍した店、という話だけは聞いていた。で、久しぶりに再会した本人に尋ねてみると「あれからいろいろあってさ……」と、どうやらかなり苦労した様子。
肝心のお店だが、結構な音量でDJがダンスミュージックを流し、そこここにポールとミニステージがあってダンサーが踊っている、というスタイルで各所にボックス席がたくさん設えてある。内装はまあまあ豪華で、かなりの人数のダンサーが在籍していてレヴェルもそこそこ高く、しかもペイバー料金なしで同建物内にあるヤり部屋を500THBで利用できるというから、55に比べてコスパは決して悪くない。
この後訪れた複数のバカラ嬢から聞いた話を総合的に要約すると、どうやら元々バカラグループとして君臨していた時代にたくさんいたオーナー達がコロナ禍になってだんだん離れていって、最終的にはイギリス人の「ビッグボス」ともう一人が残り、それぞれパタヤとバンコクの店を管理するという話になっている、というよーな内容だった。まあ、それぞれ言うことが若干違うので、何が本当なのか定かではないが、いずれにせよここ数年の不景気が原因でいろいろ揉めたのではないか?と想像される。
いずれにせよ、「もっと稼がせろ!」と、おそらく嬢達から突き上げを喰らってただろう、やり手という噂だった彼の大変さが想像されて胸が痛む思いだった。
ところで「ジェントルマンズクラブ」って何?
う〜ん。一言で説明すれば、「ホステスを近隣のヤり部屋にお持ち帰りできる高級置屋&スナック」って感じかな。
さて、広島チーム番長のY氏、自らは酒飲みではないのだけれど「遊ぶ時は徹底的に行く!」というタイプ。実に2年ぶりの訪タイだから当然の如くガンガン攻める。溢れるダンサー達の「テキーラ!テキーラ!」という攻撃にも一切臆することなく「おう分かった!どんどん行け!」となり、次から次へと運ばれてくるショットグラス。「カンパーイ!」「チョンゲーオ(22332、乾杯)!」の嵐となる。
いつの間にかレシートはどんどん長くなって行き、気付けばお会計は10,270THB。合計で何と70杯越えという大豪遊である。
ただ、現実的に考えれば、「私も!」「私も!」と次々とやって来る女子達にこれだけテキーラを飲ませ続けつつ飲んで騒いで盛り上がって4万円弱ならばどーだろう。決して高くはないように思える。例えば日本のキャバクラで同じことやったらお会計はおそらく大変なことになるはず。まあ、両国を単純に比べるのは野暮だとしても、「いやいや今日は遊んだなあ♪」という満足感を得られるのは間違いないワケで。
マネージャーからすれば「〇〇が連れて来る日本人は金の使いっぷりが良い」ということになり、「いい客連れて来るからサービスはしっかり頼むよ!」と言えるから、アテンドする側からしてみれば実際とてもありがたい話なのである。
私は私で田舎から出稼ぎに来ているタイガールの愚痴などを聞きつつも「ああ!なんて懐かしいのだ」と、センチメンタルな気分になる。「やっぱりタイが、パタヤがいいなあ」と、しみじみ感じて泣きそうになるのであった。
こんな感じで、パタヤの夜は毎晩楽しく更けていく。
この後起きる事件のことなどもちろん知る由もなく。
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Comment
夜の話題は刺激があって良いですね〜
大量のショットグラスと長いレシートには驚きました。
ジェントルマンズクラブは面白そうなので興味ありです。
コメントありがとうございます。
ジェントルマンズクラブは店によって内容に差がありますが、
ご紹介したところは「55」っぽい雰囲気で在籍ホステス数も多く結構盛り上がっていました。
通常はもっとスナックっぽい雰囲気で、女の子も少ないです。
ジョムティエンエリアにある「Kinnaree」が有名ですが、やはり同店が王道といった感じでしょうか。
機会があればまた詳しく紹介させていただきます。