朝起きた瞬間に（気持ち悪ぅ〜）と思うことなどなかなかない

恐ろしく変な夢を見た。

只今の時刻は朝八時。寝たのは朝五時。何だか気持ち悪いので忘れる前に記録しておこうと思う。

創作ものの舞台の演出家をやっている。どうやらミュージカルのような感じだ。場所がどこなのか定かではないが、とにかく連日の稽古の最中というシチュエーションである。

出演者は様々でジャニーズメンバーだったり有名女優だったり（名前は知らない）、濱田岳がタヌキの役で怪演したりとか。あとは、何故か母親も混じっていたりする。

私はとにかく「いいねえ」「いいねえ」と言うだけ。演出のことなんてまったく知らないので、ただ褒めるしかない。そして、心の中でも（スゴいなあ）（上手だなあ）と本気で思っているのである。

長ゼリフとかダンスシーンとか、何のことやらサッパリなのだが、稽古はただただ進行していく。休憩中なのか、時々役者が集まって皆で褒め合ったり、誰かに「監督！」と呼ばれて感想を言われたりする。「あの人があれをやるとホッコリするんですよねえ…」とか何とか。私はうんうんと頷きながら（確かにねえ）（ふ〜ん）とか心の中で思っている。

突然目が醒めた。「なんだコレ！気持ち悪ぅ〜」となる。

演劇なんて1ナノも興味ないし観に行ったこともないしテレビでも見たことすらない。もちろん学生時代に演劇部に所属してなどいなかったし、過去に役者を志した記憶もない。友達や知人に俳優や女優など一人もいないし、当然のことながら誰かのファンでもない。

それなのに。ああ
それなのにそれなのに。

いったいぜんたいどーしてこんな夢を見た？？？？？

実は、理由は分かっている。

年が明け、いよいよ就職活動を始めたのだが、自分が過去に経験のない職種、又は多少経験があったとしてもほとんど知識のない業界で働く自分の姿を妄想していたからに違いない。未来への不安がそんな夢を見させたのだ。

そーだそーだ
そーに決まった。

しかしなあ。何故舞台演出家なのだろう。そこがよく分からない。まったくの謎だ。

というワケで、深層心理の分析はまあよいとして、もう一寝入りすることにしよう。

＊まったく関係ないが、昨晩のごはんはペンネアラビアータだった。

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