ヴェトナムの食生活は本当にニッポン人の口に合うのか
2017/02/12
タイ王国に何かがあった時のことを考えて、近隣諸国を訪れる場合基本的にはその地に住めるか否かをいろんな面から捉えるワケだが、気候やヴィザの取り易さ等と共にかなり大事なのは現地の食事とコスパである。
そういった意味では、マレーシアと並んでヴェトナムはトップクラスと言っていいだろう。もちろん個人的趣味嗜好はあるけれども、どちらかと言えばニッポン人の口には合うのではなかろうか。
①米の国である。
②野菜が豊富な料理。
③ビールがウマい。
④コーヒーがウマい。
⑤フランスパンがウマい。
⑥それらがいずれも安い。
などなど、ざっと特徴を挙げただけでも好感が持てる。
ただ、あくまでも勝手なイメージプラス前回滞在した時の印象でしかないから、せっかくなのでこの機会にもう少し掘り下げて検証してみたい。
さて、初日夜は現地の人が迎えに来る途中高速道路でスピード違反で捕まりタイホされるというアクシデントで急遽近場のファミレス的チェーン店でゴハン。
某「MON HUE」は黄色と黒が目印の小奇麗な店構えで、見るからにハズすことはなさそうなイメージ。メニュウを見れば写真と英語表記で安心できるし価格もお手頃だ。
フエ料理というのはフエ地方の料理(当たり前だ)で繊細だとか盛りつけが美しいとかいう予備知識しかない中、食べてみれば「確かにその通りなのだろうな」と思った。って、我ながらなんとツマラナイ感想なのだろう。
テーブルの上にはニョクマムとラー油。各皿に付いてくるタレやソースもいちいち凝っている。印象としては、タイ料理の甘い辛い酸っぱいがドンドンドーンに比べてかなり上品なのだよね。ま、その分パンチがないのかもしれないが。
添え付けの野菜が多種で、レタスキュウリモヤシホーリーバジルなどに混じり紫蘇が異彩を放つ。ニッポンではややお高いので貧乏性の私としてはつい「いいねえ」と思ってしまうのだ。そしてもちろんパクチーは香りがキツくてよろしい。最近ニッポンでは専門店が登場する程人気の野菜であり、昔は苦手だったけれどタイに住んでからは慣れたし最近ではないと物足りなく感じる。それらをバリバリむしり喰いながら「体に悪いはずがない」と思うのだった。
コンビニで見てもヴェトナム産のビールは種類が豊富で、とりあえず一通り飲まなくてはという気にさせられるし10000〜16000ドンと値段が安い。おそらく酒税の率が低いのだろう。そして、11000ドンで売っていたハノイビールがレストランでも20000ドンとヒジョーに良心的で某コカコーラと一緒なのだからスゴい。
味は薄いがウマい。ちなみにアルコール度数は5%だった。
揚げ春巻きはやや小さ目サイズが10本で65000ドン。そんなにしつこくないけれど中身に芋が入っていたのでお腹が一杯になってしまった。
昨日の感想はその程度かな。
とにかくイメージとしては、一見タイ料理と似ているようで案外対極にあるような気もする。もちろん一概には言えぬけれどイサーン料理とフエ料理を比較するとそうなってしまうのかもしれない。
比べる必要などない中、それぞれの国の人気料理としてどーしても頭と体が反応するのだ。
繊細を取るかパンチを取るか。
どちらも捨て難いではないか。
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