P.R.Iパタヤ総合研究所

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素晴らしい神カードさえ手に入れてしまえば……

   

しまった!ちょっと目を離した隙にもう二ヶ月も経ってしまっていた。

というワケで読者の皆様、あけましておめでとうございます。今年もどーぞよろしくお願い致します。

まずは報告すべきことから。

おかげさまで私無事就職が決まりまして、雇用契約書にもサインして12月から正式に働いております。結果的には日本の会社に所属し、海外部門担当ということで主にヴェトナムの首都ハノイで行われるビジネス全般の担当をさせていただくこととなりました。拠点はタイのパタヤに置いたまま出張ベースで毎月ハノイへ、たまに日本へ。という個人的にはとてもありがたい職務内容でありまして、給料が安い件について文句などないのであります。それはもう。はい。

エアチケット代その他移動費はすべて経費として計上できるので良いのだけれど、問題はヴィザである。

今まで以上に国外を行き来することになるしタイ国内で現状仕事がない以上Bヴィザ取得も無理だから、残る方法はリタイアメントヴィザくらい。友達から得た情報で、ヴィザ取得業者に4万バーツほど支払えば取れるという話もあるにせよ、管轄イミグレはかなり離れた地域であり、コンドミニアムを所有する私としてはタイに入国する度に「TM30」と呼ばれる「対外国人賃借届け」を提出せねばならず、これを怠ったまま今のコンドーに住んでいるのがバレるとマズいことになるし完全なイリーガルであるのは間違いないからちょっとばかりためらわれる案件なのだった。

そんな中、素晴らしいカードがあるという話を聞いた。外務省が発行するAPEC・ビジネス・トラベルカ・ード(ABTC)というモノで、説明を読む限り、「短期間行われる報酬を伴わない活動」が目的であれば「事前審査で承認を受けた国」に限って「主要な国際空港に設置したABTC専用レーン(入国審査ブース)を利用」して5年の有効期限内に何度でも「旅券及びABTCのみ(つまり査証なし)で入国審査を受けることができ」る、というとてもとても便利な「神カード」と呼ぶにふさわしい優れモノ。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/apec/btc.html

条件は「APEC参加国に対して貿易、投資の実績がある会社の社員」であり、これはクリアしている(対ヴェトナム)。そして私がタイで行う活動はその九割が「リフレッシュ」であるが、一割が「市場調査」だとすればそれでもう解決ということになる。うむ。素晴らしい。現在申請手続き中であり、交付までには6ヶ月程度かかるらしいのだけれど、もしコレが手に入れば鬼に金棒だ。入国さえしてしまえば60日間は居られるし、しかもイミグレで特別レーンを通れるなんてどれほど気分の良いことだろう。どーだ参ったか!ワハハハハハハハハハ。

ただ問題は私の名前を見てチェックしたタイの担当者が「ああこの人は過去の履歴から見て完全な不良外国人だから許可できませんねえ」と突き返す場合だとして、そんな不良でも今はキッチリ就職したのだからなんとか勘弁して欲しいものだ。

では、私がどのような経緯を経て現在タイに滞在しているかを説明しておこう。

11月半ばバンコクで社長と面談し内定をもらう→11/20ハノイ入り→タイに戻るべく在ハノイタイ領事館で観光ヴィザを申請するも過去履歴と書類不備(出国エアチケットなし)で却下→11/29日本帰国(名古屋入り)、パスポートを洗濯し再発行手続き→11/30広島経由西ノ島入り、飲食店および小売店舗のお手伝い→12/16名古屋でパスポートピックアップ後広島で本社忘年会→12/18再び西ノ島入り→12/19松江から関空に行きairasia深夜便でタイ王国へ→パスポートのicチップをチェックした後隣の同僚と二言三言交わしたイミグレ係官に「君はパスポートを新しくしたのだね?」と聞かれ「イ・イ・イ・イエス」と英語で答えノーヴィザで無事通過→12/24出張でハノイ入り→在ハノイタイ領事館で前回の担当者に「貴様古いパスポートはどこへやった?見せろ!」「すみません洗濯してボロボロになってしまいましたので捨てました」「本当か!?」「本当です」とのやり取り(英語)の末「今回だけだぞ」と念押しされようやく観光ヴィザ取得→12/28タイ入国→現在に至る。

ハノイの領事館の受付のメガネのにーさんは目の吊り上がったとても人相の悪い(*あくまでも個人の感想です)輩であり、態度はすこぶる悪く私以外の申請者にもことごとく文句をつけていた。何度も暴れそうになった末なんとか堪えたが、彼が担当者である限り私は2度とヴィザを取れないであろう。それにしてもアイツらは何故あんなおかしな正義の振りかざし方をするのか。私には理解できない。

次回ハノイ出張は1/13〜17。2月はテト明けの4日に入国することが決まっている。このままリエントリー申告で入出国を繰り返し3月終盤にヴィザは切れるが、その後どーするのかが現状の課題だ。

タイ移民局の発表によるとノーヴィザ入国の年間制限(1/1~12/31)は陸路2回空路6回と決まったようで、このままではいずれまた悩ましいことになるのは明らか。仮にABTCが取得できれば問題ないにせよ、もしダメだったらどーすれば良いのか。正直今は考えたくない。

さて、今日からタイの数少ない友達がパタヤ入りするので、三日前に下見がてらちょっと遊びに行ってきた。実は年末年始に知人をアテンドした時、久しぶりにWSをフラフラしたら結構楽しかったので(たまにはいいなあ)と思ったこともある。実際日本人御用達55バーのDJは選曲が良く(ある意味ミーハー)、長らくクラブに行っていなかった私としてはダンス心が目覚めたのかバー内でもずっと踊っていたほどだ。

いつものように55を二軒ほど覗いた後WS入り口にある屋台のショットバーで景気付けに50THBのテキーラを二杯引っ掛け某7-11で「M150」を煽ってから、向かいにあるクラブ某「working street」に寄ってみたものの中はガラガラである。12時過ぎの時点で客がほとんど居なくてビックリ。まあ確かにパタヤの夜はスタートが遅いのである程度は仕方がないにせよ、以前はもう少しマシだったのに…。続いて某「LUSIFER」。こちらも寒寒である。マヂか!覚悟を決めてその他諸々は素通りし某「insomnia」へ。さすがにボチボチの集客だったもののそこまで盛り上がってもいない。(ま、月曜日だからこんなものか)とも思ったけど、その後もそこまでパンパンにはならなかった。但し快適といえば快適であって、人が多過ぎるのに比べればまだ良いのかもしれない。

客層も相変わらずで、年配の西洋人を筆頭にアラブ系インド系韓国系はやや若い衆も居て日本人はチラホラくらい。女子の年齢層も30オーヴァーが目立つ。それぞれにそれぞれの目的があり、パートナーがいなければ相手を物色する鵜の目鷹の目が光る。

そんな中、珍しく若きカワイコちゃんがこちらにチラチラと視線を送ってくるではないか。顔まずますスタイルまずまずで年齢は二十代半ばと思われる。二人連れの友達の方は「はい。私ガッツリ整形しました」といういかにもなタイプだが、彼女は鼻も低くナチュラルだった。ただ、なんとなく視線が定まらずどうやら薬物摂取のご様子。(シラフならなあ…)と迷っているうちに彼女の正面で踊っていた韓国人の若い衆が声を掛け、一度は交渉決裂したかに見えたものの数十分後に再チャレンジの末持ち帰られてしまった。おそらく金額交渉で1500〜2000程度の話ではないかと推察する。以前はショート1500THBが相場だったが、物価上昇に伴ってひょっとしたら上がったのかもしれない。時刻はまだAM2時。盛り上がるのはこれからだ。

結局そのまま朝まで踊り続け、5時頃になるとDJの選曲は落ち着きローカルタイミュージックに変わる。フロアはややまばらになり、男子も女子も売れ残りメンバーのみである。もしくは他のクラブから流れてきて最終的なチャンスを狙う女子も。そして、閉店までの一時間ほどが最後の勝負だ。プロの女子にとってはその日ボーズで終わるか否かの瀬戸際であり当然動きは積極的となる。ひと組消え二組消えする中、いつの間にか若いコがポツンと一人現れた。いや、やはり二十代のコと二人連れだ。波のような年配女子達の誘いを躱し続けた私としてはやや興味を惹かれる。田舎から出てきたばかりのような鼻が上を向いたガキだ。近づいて声を掛ける。「どこ出身?」「コラート」「いくつ?」「ハタチ」「子供は?」「一人」「いくつ?」「3歳の息子」。一瞬悩んだが、まあいっかと覚悟を決める。「1500でどう?」「ちょっと考えさせて」「分かった。ぢゃあ閉店の時にまた」「うん」。なんという会話だ。情緒のカケラもないではないか!でもまあ、タイ生活が長いとこんな感じになってしまうものなのである。

結局6時になっても彼女には客がつかず、諦めた様子だった。一緒に来たおねーちゃんはロシア人らしき若者と店を出る。我々は近所の屋台でクイジャップを食べた後バイクで部屋に戻った。ワンチャン「君の部屋はどうか?」と聞いてみたが、相当狭いらしく断念したのだった。

ソイ6勤務というM嬢。「何だよ!店で買ったほうが安いではないか!」と文句を言うなかれ。部屋に着いたのは既に7:00だったものの一応出勤ギリギリの昼前まで居たし、ショートとロングの中間ミドル?と考えれば決して高くはないぞ。そんな風に自分を慰め、連絡先も聞かずソイブアカーオ(2222112)の部屋まで送った。

55でビール二杯、テキーラ2杯ビール3本白ワイン1杯計約1,000THB。なんとも安い遊びではないか。

結論からすれば、この街の夜の事情は数年前からほぼ何も変わっていないと言って良いだろう。

そんなパタヤを、このサイト共々

引き続きよろしくお願い致します。


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