ハノイの不便さ加減とヴェトナムガールをディスってみる
ネガティヴな話を書こう。
超ポジティヴシンカーの私の場合、普段ブログなどにストレス発散以外ではなるべく批判や悪口などをストレートに書かないようにしている。読んで気分の良くない話をして読者に迷惑を掛けられないし、自分の精神的にも不健全だと思うからだ。書くとしたらネタとして取り上げて面白おかしい内容にする。そーすることによってポジティヴ方向に誘導するのが私の得意の手法でもある。例えば自虐ネタとかがそうだ。
四連休の最終日に記事をアップするにあたり、明日からの仕事に備えてここはひとつ毒を吐いてみようかと思い立った。つまり、ヴェトナムの、ハノイのイヤな面を羅列して文句を言うことによるストレス発散である。
「パタヤの情報をお伝えする」という主旨からはとうの昔に逸脱してしまっている現状、ハノイのネガティヴな話はひょっとしてこの地に興味を持たれている方々には案外役に立つかもしれない、ともいう理由も、一応用意しつつ。
高湿度+建築工事による土ぼこりPM2.5等の劣悪環境は今更言うまでもないし、この国独特のクラクションルールによる騒音にも既に慣れた。
とは言いながらも車やバイクの運転中は「貴様らたいがいにせーよこのクソ$%&**@#+!!」と、終止放送禁止用語を叫びながらであり、交通法規も何もまったく存在しないかのような彼らのキチガイじみたドライヴィングと常に対峙せねばならない。
未だ事故は起こしていないが、一度会社のスズキのワゴンを運転中に近くで接触したバイクが倒れて来て右側ボディーを擦られた。事故当事者同士が揉める中私が文句を言える雰囲気でもなく「まあいいか」と。僅かに擦り傷がついたが、そんな程度で事故とは言えまい。
しかし、現状私がアタマニキテいるのはそんな件ではない。例えばこーいうことだ。
この国ではマトモにモノが手に入らない。
いや、さすがにちょっと語弊があるな。欲しいと思うモノが売っていないと言うべきか。よーするに、平均的日本人が満足するようにスムーズな買い物がまったくできないのである。
自他共に認める変人変態の私が平均的日本人であるかどうかは別として、ヴェトナムほどショッピングストレスが溜まる国は未だかつてない。
この話は説明がやや難しいが、在住日本人は皆そう感じているはず。簡単に言えば全てがダサいし、需要のスピードに供給が追いついていないのだろう。ひょっとしたら私がタイから移住して来たからなのかもしれない。あの国はいつでもどこでも何でも手に入ったし、コスパも良かった。そのタイに比べ二十年くらい遅れている感がヴェトナムにはある。というか、そもそもセンスそのものの違いなのか。
特にインテリア関係はヒドい。ベッドのシーツを買おうと思えば無地のシンプルな生地はなく、変な柄物ばかり。AEON MALL内のショップで見付けたノルウェー製品は馬鹿高く予算オーヴァー。結果、妥協して日本製(made in Malaysia)の柄物にしたけれど、ただ値段が安かっただけの話だ(掛け布団含めたセット価格約6000円*セール)。
体重計を買おうとしてもない。BigCにも家電店にもどこにも売っていない。AEON MALL内のショップで見付けた日本製体脂肪計は馬鹿高く予算オーヴァー。結果まだ手に入っていない。ダイエッターの私が未だ自分の体重を把握できないのだ(*多分太った)。この国の人達は体重に興味がないのか??
家具関連もダサいしチョイスの幅が超狭いけれど、これは某「uma」で何とか解決した。結果、我が家の中は全てumaだらけとなる。タイには某「IKEA」があったから本当に良かったなあ。
他にもカーテンレールがないカーテンもないアイロン台がない灰皿がない歯ブラシ立てバスマット洗濯物干しピンチチーズ切りナイフないないないないない。結果的にはAEON MALL内の某ダイソーで40000VNDと日本の倍払ってmade in Chainaのダサダサ製品を買い揃えるハメに。
よーするに私達が満足するような商品はAEON MALLにしか売っていないのである。そして、その場所は郊外で果てしなく遠い。ああ。
ホーチミンはもう少しマシなのかな?とにかく、ハノイはヒドい状況。
まあ、コレは愚痴だ。ヴェトナム側も「で、何か?」という話だろう。
では、コレはどうだ。駐車場事情である。
運転や渋滞やバイクの渦よりもっとうっとーしくて不便なのは車やバイクの停め場所問題なのだ。
BigCやAEON MALLのような大型店舗はまだ良いが、レストランやショップに行く時に駐車場がないので路上に停めることになる。バイクは歩道上に警備員が居てガチャガチャとぶつけながら整理整頓してくれたりするが、その店にはその店の陣地があって隣りには決して停めさせてくれない。車の場合はその店前の僅かなスペースに路駐するしかなく、当然のごとく空いていない。で、付近にコインパーキングのようなモノなど一切なく、かくして駐車場難民となるのである。
新市街地はまだマシだが、旧市街地は建物がビッシリ建っておりスペースがなく、一旦どこかに停めてあとはタクシーで行くしかない。最近では某ニッコーホテルの駐車場の警備がユルいことを発見し、こっそり置かせてもらっている(スミマセン)。
自分一人ならバイクで移動すれば良いが、困るのはお客様のアテンドの時。いろいろと移動する場合は自ら運転するのではなく、やはりどーしてもヴェトナム人ドライヴァーが一人必要となるだろう。
ヴェトナム人にもアタマニクる。
いや、基本的には彼らの気質が好きだし付き合いやすいと思う。がしかし、使えないヴェトナム人はとことん使えない。我が社にいるL君など、あまりにドンクサくて何度怒鳴り散らしてやったことか。ただ、彼はボスの心の友のようなのでクビにもできない。そして、仕方なく毎度毎度「さっきは悪かった。オレが言い過ぎたよ。君も頑張っているよね」とフォローを入れ、彼を泣かせることになるのだった。
それよりも何よりも、私が一番アタマニキテいるのはヴェトナムガールだ。
これまで三人とデート(のようなモノ)に漕ぎ着けたが一向に進展がない。
一人目のG嬢(30才)とはコウザイ公園の池を9周した結果、何もできず既に彼女は日本に渡ってしまった。行き先はなんと震災被害に遭った熊本であるが、どうやらだいじょーぶな様子。農業の技能実習生として、フィリピン人と共に頑張っている。
「かんじがよめません」と嘆く彼女はたまにメッセージを送って来る。ハノイに帰ったらあなたの会社に就職したい、と言っているが知ったことか。
二人目は家具店某UMAのスタッフだったD嬢。21才でルックスも素敵な彼女には当然のごとくイケメンのカレシが居てアッサリ撃沈。一度だけ一緒にお茶を飲んだが、二時間ほど日本語の勉強に使われミルクティーをご馳走になっただけ。
三人目はもっとも有力と思われた34才シングルマザー(二児の母)。間もなく日本で就職する為に研修中の身であり、実は私自身が日本に渡る前の心構えなどを直接指導しているので厳密には生徒と言えなくもない。かなり挑発的なファッションで誘惑してくるので見事に引っ掛かったワケだが、「フンッ!結婚すればいいのだろう」と開き直るのだった。
連休の初日の午後、定番であるホアンキエム湖周辺デートを楽しんだ。湖内のお寺に行き、湖畔のカフェでゴハン。市場で買い物の後歴史博物館と、かなりいい感じで進むのだが、夕方、部屋に誘ったもののやんわりと拒絶され凹む。
前日の夜も彼女の勤務先レストランで食事をしたのだが、部屋に誘うのはまだちと早い?いやいや、L君の解説によると「二度目でオッケー」のはずだぞ。しかも、二人共もう充分なオトナである。ヤらせないならば挑発するな!と言いたい。
おそらく彼女にその気はない。何故ならば、支払いを自らするのだ。
夜食事をした時も、結構な金額(70万VND程度)だったがどーしても払わせてもらえなかったし、このパターンはやはりダメだ。すなわち「私はアナタにタダで日本語を教えてもらっているのだから、食事代くらい私が払わせて下さい」という、彼らの流儀。つまりあくまでもこちらをセンセーとして見ている限り恋愛には発展しないという事実がそこにある。
いや、むろんこちらに魅力がない件はあるだろう。もしルックスの良い若者ならばとっくの昔にヤっているはずだ。
この年で冴えない容姿である私が武器にするとしたら雰囲気作りや甘いトークくらいしかない。しかし、未だヴェトナム語はサッパリだし、日本語で対応すればすぐにセンセー認定。
いったいどーすれば良いのだろう。
はい。すぐカラオケに行きなさい。
それはもちろん分かるのだが、この国ではとりあえずプロのコは避けたい。何故ならばマヂで恋愛する気満々だから。そして、ムチムチガール満載のこの国で私のターゲットは石を投げればすぐに見付かる。あと、「眼鏡萌え」の人にはバッチリの国かもしれない。
ま、そのうちなんとかなるさ。と楽観視しているのは、
今のうちだけなのかもしれないが。
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