P.R.Iパタヤ総合研究所

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ソンクラーン完全引き蘢り決定のお知らせ

      2018/05/02

(ああ。これでソンクラーンは完全引き蘢り決定だな)。

悩みに悩んだ末ついに決断を下した時、最初に頭に浮かんだのはそのことだった。

運命には逆らわず、流されるように生きてきた。多少あまのじゃくな部分はありつつも基本的には単純で素直な性質であると自覚しているし、身の廻りに起こる出来事についてはさほど深く考えずそのまま受け入れるように、今でもしている。

今回、先方の求人に対して応募した企業から正式に内定をいただいたのは先週火曜日のこと。その当日まで私の心はほぼ決まっていた。(この会社でお世話になろう。精一杯働かせてもらおう)と。そして、そーなればすぐにでも準備にかからねばならない件も充分承知していたのだ。

しかし月曜日、つまり前日の夜に友人から送られて来たメールがきっかけで状況は一気に変わる。
タイトルは「〇〇君連絡ちょーだい」、内容は「こんにちは!今何していますか?一度連絡いただけませんか?」というもの。(いったい何の用事だろう?)と思いつつ翌朝電話してみると、想像もしていなかった意外なことを告げられた。

「△△社長が〇〇君と連絡取りたいんだって。バンコクに店を出すらしいよ」

△△氏は外食産業のチェーン店のオーナー社長。店とは飲食店であろう。そして、何年か前に東南アジア某国で新店舗がオープンする時、立ち上げの一ヶ月間手伝いに行ったこともある。当時、私がタイでフラフラしていることをご存知でお声を掛けて下さったのだった。

その後店舗は順調に増え続け、国内のみならず海外進出もしているようだが、まさか日本食飽和状態のタイに出店するとは思ってもみなかったのである。
想像するにおそらく直営店ではなく運営委託のような話だろうけれど、それでも当然現地で日本人が必要なのは確実だし、人事権だってあるはず。てことは私が現地採用枠に潜り込める可能性も充分あるのでは?というのはあくまでもこちらの勝手な希望的観測。
想像というのはつまり未だに詳細が分からないからであって、現在先方からの連絡待ちというワケ。そんな雲を掴むような話なれど、なにぶん超多忙な社長故期待せずに待つしかないのだ。

そう。せっかくいただいた内定のお話は、結局、僭越ながら辞退申し上げた。

は?何故断ってしまったの??飲食店の詳細がまだハッキリしないのに???

確かにそーかもしれない。
ただ、そんなギリギリのタイミングで降って湧いた魅力的な話に、運命論者の私が乗っからないはずがないではないか。魅力的かどうかはまだ分からないけれど、少なくともその会社はしっかりしているし、飲食店マネージメントならそこそこ経験もある。職務内容給与条件等の良くない某社で働くよりも、新たな話に賭けてみたい。そう思っただけの話だ。

かくして、ソンクラーン中は自宅で引き蘢ることが決定。

パタヤの場合他の地域と比べて「水掛け祭り」期間が長く今年の場合12〜19日と一週間以上、しかも夜でも平気で大量の水をぶっかけられるのでおちおち買い物にも出られず完全に引き蘢り状態となる。観光地だから仕方がないのだけれど、一般住人にとっては大迷惑でしかない。
フツーはそれがイヤでその間海外旅行に出掛けたり地方都市に行ったりする。しかし当然エアチケットも高くなるので、ビンボーな私にとってそんな余裕などないのであった。

就職活動はいよいよ新たなタームに突入する。

今回の決断がこれからの人生に大きく影響するのは間違いあるまい。過去に何度も訪れた分岐点だった件は少なからず意識していた。
ひとつ言えるのは、話が決まってもいないのに早まって住む部屋を見に行ったりしてはいけない、焦りは禁物であるということだろうか。

だからあまりジタバタせず先方からの連絡を

じっくり待つとしよう。水浴びでもしながら。


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