大都会バンコクにて夢見心地のまま現実を知る
2017/12/13
「う〜ん。やっぱり大都会はスゴいなあ〜」
そんな当たり前のことを、バンコクを訪れる度に思う。
特にサイアム辺りをフラフラしていると、その煌めくばかりの目映さに心を奪われドキドキしてしまうのであった。
こんな真っ白な喫茶店、オシャレ過ぎてとても入れやしない。
私がヴェトナムに移る前の段階ではまだ改装中だった「SIAM DISCOVERY」がスタイルを一新し、とても素敵な感じになっていた。
一度は撤退した私の大好きな英国のインテリアショップ某「habitat」も再び進出しており、2フロアを使った圧巻の広さで勝負に出て来たようだ。以前バンコクに住んでいた時に使っていたスタンド照明タオルケットティッシュボックスなどは今も持っているが、15,000THBもしたテーブルは大き過ぎて部屋に向かず、人にあげてしまった。今考えてみればよくまああんな高価なテーブルを買う気になったものだ。
ウィンドウショッピングをしているだけでテンション上がりっ放しである。
この素敵なカウンターセットを見て(ああ。うちの部屋にピッタリのサイズではないか!)とドキドキしながら値札を見たら先日購入した商品の10倍以上でちょっとビックリ。いやでもカワイイなあ、コレ。
まあ良い。身分相応という意味では私には某「IKEA」が合っているのだからしょーがないではないか。
で、束の間の夢見心地を味わった後は日本からのゲストをアテンド。自動車業界のお方であり、話の流れから今バンコクで丁度開催されている「モーター・エキスポ」へ行くことに。
車は好きだしプリティー(いわゆるモデルやキャンギャルのこと)ちゃん達にも興味津々だったタイ移住当初は毎年訪れていたが、パタヤに引っ越してからはまったくチェックしていなかったので久しぶりだ。
タイのモーターショーは日本やその他の国々とは違って、新しいコンセプトを発表する場というよりは実際の購入希望者に対する商談会の意味合いが強い。なので、会場は物欲と金銭欲の入り交じったある種異様な熱気に包まれており、私も当てられてついつい車が欲しくなってしまうのだった。
*参考
http://www.newsclip.be/article/2017/12/12/34934.html
実際問題車がないとどーしようもない件も事実であり、パタヤに住んでいる限りゴルフに行ったり知人をアテンドしたりタイガールとドライヴに行ったり?と、必要性を感じる場面がしばしばある。まあ、バンコクに住めればそれほどでもないかもしれぬが、車を持っていれば就職活動の範囲が広がることも間違いない。
しかし、「鶏か卵」で言えば車よりも仕事が先なのは明らかであり、やはり働いてお金を貯めてから購入するべきモノであるのは間違いあるまい。
夢見心地ついでに言えば、狙っているのは主に二車種。某スズキの「SWIFT」もしくは某「MAZDA2(日本名デミオ)」のセダンかな。
日本にはおそらくこのタイプはないのではないか。基本的に車は小さい方がいいのだけれど、スタイルとしては何故かハッチバックよりもセダンが好きなのだ。予算があれば流行のSUVもいいと思うけどね。
低価格モデルは「SWIFT」で480,000THB「MAZDA2」で590,000THB。但し、某ディーラーの日本人の方曰く「SWIFT」は一世代前のモデルで9年目だそうだから、買うならマツダの方がいいかもね。620,000THBのタイプならアルミホイールレザーシート付きで内装もよろしい。色はガンメタがいいけれど、マツダレッドもなかなか捨て難いなあ。
などと、見ているうちにだんだん本気で買う気になって来るから欲望というのはコワイものだ。
ただ、そーいう刺激を受けるとやはり多少なりともやる気が湧いて来る。仕事見付けてワークパミットもらえばローンも組めるぞ!となるから、無気力症候群の私にとってはいいのかもしれない。
仕事かあ……。
ここ何日かずーっと考え続けているけれど、いったい何をどーやればいいものか混乱しっ放しだ。
人脈を使えば農産物関係家具関係自動車関係などいろいろな業界で働く可能性がある一方、一般的に募集しているのは製造業の管理や各種営業職マネージャーなどこれといって自分に向いていそうな内容は見付からない。タイ語を活かしたいとは思うけれど、ビジネススキルまではいかない中途半端なものだし。
いっそのことしがらみもなくいつでも辞められるコールセンターにしようか、と、バンコクでは現地採用の底辺とまで言われている仕事まで視野に入れるが、今のところまだそこまでの覚悟はない。よーするに、誰でもできることではなく少しでも経験を活かせる職種が良いという夢を見ているのだった。
高級家具を買うのも新車を手に入れるのも理想の仕事をするのも全て夢のようなモノか。
世の中そんなに
甘くはないよな。
関連記事
-
堕ちる一方ではさすがに心が保たないのではなかろうか
「やはり英語か……」 海外で仕事をする場合当然のごとく必 …
-
単調な生活を影で支えるのはトンデモナイ話
単調な日々が続く。 ただ、これには理由があって、現在のいわゆる「ハイ・シーズン」 …
-
パタヤの洋食レストランを紹介しよう2022年②
またやってしまった。 レンタルサーバーとドメインの更新時期が2年ごとにやってくる …
-
楽園が楽園でなくなる日
矛盾とか葛藤とか、心の中で相反する気持ちがぶつかるのは人として時に避けられないこ …
-
事故った時は1748
我が愛車マーチ君がようやく修理から戻って来た。 紆余曲折はあったものの、結果的に …
-
「タイポップベストヒット30/2014」を聴いてみて
一方、トンデモナイ事件が日々起こりニュースで報道されるタイ。 その辺りに触れ出す …
-
ダークサイドと呼ばれるエリアは名前の割に上品な雰囲気?
(メキシコ料理か。悪くないな)。 いつものようにSチョーから週末のごはんのお誘い …
-
ナゴヤタイ料理店探訪シリーズVol.3
「キンマーマイカップ(22122333犬を食べますか?)」。 タイの東北地方ウボ …
-
たまには役立つ情報を掲載してみる
さあさあさあ。たまにはタメになる話を。 というワケで、行って来ました。今回の来タ …
-
それは紫外線量及びスキンケアの差なのだろうか
「アンタ50才ってホント?ねえねえ!この人50だってさ」 声を掛けられた職員達は …
- PREV
- SEVEN DAYS MASSAGE
- NEXT
- 隣りで誰かが寝ていると思っただけで
Comment
起業の可能性は?
お世話になります。
起業の可能性はゼロではないですが、タイ人妻(候補含め)もおらず貯蓄もなくこれといったスポンサーもない私にとってはヒジョーに難しいと思われます。
よって、どこかに就職するより他手はないのかな、と、考えている現状です。