毎日毎日なんと平和に過ぎて行くことか
「いったいどーしちゃったの?」というくらい雨が降らないパタヤ。
雨季の到来は「予感」のままで一向に本格的になることもなく水不足もいよいよ心配だ。ただ、フツーに日々暮らしている分には昼間「暑いな〜」と感じるだけでまったく平和そのものなのであった。
午後の暑い時間はカフェで読書。その後スーパーマーケットで食料品の買い出し。
今日読了したのは、先週たまたまバンコクの古本屋さんで見付けて購入し何十年振りかに二度目か三度目に読んだ筒井康隆大先生の本で、メチャメチャオモロくて「クスクス」どころか「アハハハ」と思わず何度も笑ってしまい、店員に「変な人」と白い目で見られているのは間違いない。そんな風に心から笑える小説を筒井作品以外私は知らない。前回読んだのはまだ子供の頃であり、オトナになってから読めば意味もよ〜く分かり本当に面白いのだった。
かと思えば新聞に乗っていた「BoyzⅡMen」のバンコク公演の広告を見て「おお〜っ!」とビビったり。しかし1500THB〜というチケット価格に速攻で断念。
近頃は「食」に対する意欲もメッキリ失い、スーパーで買うモノも地味なものばかり。
それでもやはり「同じモノなら安い方が良い」とか、サラダバーや総菜など「なるべく早く食べる」といったこだわりはあるし、各スーパーで品揃えや価格が若干違う件もあって現在は四軒のスーパーのいずれかにはほぼ毎日通う。まあよーするにヒマなのだ。
「Big-C」「Big-C EXTRA」「BEST SUPERMARKET」「Tops market」の四店舗で、中でも最近お気に入りなのは某「Tops」である。
まず、サラダバーの内容が良い。「20THB/100g」と値上がってしまったが、鮮度、種類共にレヴェルが高い。
そして午後六時辺りから総菜コーナーのセールが始まり、二つまとめてセロテープで巻かれる、つまりは(ほぼ)半額となる。大したモノはないし元々少しお高いが、野菜炒めや魚系などのおかずをたまに購入する。八時になるとフルーツも半額になるがあまり良いモノは残っていない場合が多い。
フルーツがお値打ちなのは「Big-C」のパタヤヌア店だろう。ここも夕方辺りからフルーツのセールが徐々に始まり、午後七時にはパック商品がほとんど半額になる。カットしてパックに入れた商品はその日に売り切る必要がある為か。付近に中国人観光客が多くフルーツがよく売れるようなのだ。
あとは、通常の「Big-C」にあって「EXTRA」にないモノ、またはその逆だったり、ナタデココ(タイ産)と一本16THBと他よりも安い某「サントリーウーロン茶(500ml)」のみを「BEST」に買いに行ったりと、とにかく色々大変なのである。いつも購入する商品であれば各スーパーで「何がいくら」かは常に把握しているし、実際問題結構な価格差があるのが面白いというかなかなか興味深い。
思えばニッポンに居る時もそーだったなあ。飲食店をやっている時など、スーパーで買い物をするのが楽しくて仕方なかった。
「円安」がかなり進んでいる現状であれば、ニッポンで買った方が安い商品もたくさんあるワケで、同時に両方に行けたらどれだけいいか、とたまに考える。
「どこでもドア」があればいいのに。使い途としてはかなりくだらないとは言え、結構真面目に思うのだった。
最後にもうひとつだけ平和なネタを。
昨日行ったビーチロードsoi3にあるバービア群のトイレが改装されてキレイになっていた。
しかし、よく見ていただきたいのだが男子の小便器は通路というか外から完全に丸見えであり、5THB払う(有料なのだ)のは「アホらしい」と思いつつも我慢できず早速使ってみたら廻りに人が居て結構恥ずかしかった。ある意味「プレイ」と思えなくもないけれど、約20円も支払ってわざわざ味わうあの気分は「如何なものか」と正直思う。
いずれにせよ大勢に影響などないまったく平和な話。
そんな風にして海辺の一日は過ぎて行くのであった。
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