P.R.Iパタヤ総合研究所

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今や「和食」は「世界文化遺産」なのであるぞ

      2015/03/28

「ブュッフェ」、つまり「食べ放題」スタイルのレストランが大好きな国民性なのか、「ジンギスカン」風鍋の安価な焼き肉食べ放題店「ムーガタ」をはじめ色んな種類の「ブュッフェ」店が氾濫しているタイ。

旅行で初めて来た時、回転寿司のレールの上を「鍋」食材が「グルグル」廻るブュッフェレストラン某「Oishi」グループの「Shabushi」店内を見てその光景に驚いたものだが、いざ入ってみて、おにぎりのように「カチカチ」になった握り寿司の「シャリ」にまたビックリ。タイ人が経営する「似非」ニッポン料理店の恐ろしさを知ったのであった。

あれから何年もの月日が経ち、ニッポンに行き易くなったこともあってか多少なりとも改善されてはきたものの、我々ニッポン人にとっては「戦々恐々」の日々が続く。

そんな中、先日また新たな「似非」ニッポン「ブュッフェ」店が「センタン(トラルフェスティバル)」にオープンしたので、早速チェックして来た。
雅

「Miyabi」ってことは「雅」。よーするによくある「韓国BBQ」ではなく「ニッポンの焼き肉」に敢えて挑戦してきたのだろう。なるほど、テーブルに埋まるのは確かに炭火の「無煙ロースター」であり、ソースもやや甘過ぎるがいわゆる「焼き肉のタレ」に近い味だ。そして店内はやはり「似非」ニッポン色満載である。
オーダーは備え付きの「シートペーパー」の項目にリクエスト商品をチェックする方式。肉の部位と焼き野菜の種類がズラリと並ぶ。
炭火

miyabi

皿

「完全な幸せ」など、いったい世の中のどこに存在するというのか。
のれん

さて、お味はどうか。
タイであるから豚はまあ良いだろう。「これでもか!」というくらい薄切りであり、網に引っ付いて焼きにくいけれど食感は悪くない。しかし、牛は正直「なし」の方向だ。国産ブランド「タイフレンチ」かどうか分からぬがただ単に「薄く」カットすれば…という問題ではない。そして「サイドオーダー」はヒドい。例の「おにぎり寿司」を筆頭にエビの天ぷら茶碗蒸しキムチみそ汁etc。全て何か「勘違い」している。緑茶(冷)ですら何ともヂャンクなグリーン色をしたお粗末なモノ。抹茶とヴァニラのソフトクリイムに至っては「品切れ」でフツーのアイス(ヴァニラとチョコ)が出てくる始末。「看板」(メニュウ)に偽り有りだ。
薄切り肉

ロース

焼き野菜

2015-01-15 16.31.32

カニカマ

キムチと茶碗蒸し

2015-01-15 17.18.22

食べ放題価格は399THB(*100分の時間制限有り)。う〜む。果たしてどーだろう。

個人的に「良いな」と思ったのは小さなテーブルがある点。「ゴールデンタイム」を避ければ「おひとり様」でも「サクッ」と行ける。「センタン」はやたらと人が多いので、基本、独りで食事をするには向いていないのだが、どーしても寂しくなりがちな「独り焼き肉」を楽しめるのは確かに「メリット」だ。しかし、それ以上でも以下でもない。
店内

再訪はないな(*某「食べログ」風)。

ま、前提として「肉」自体が好きぢゃない件はあるにせよ、399THBも出すならばあと少し足して同じ「ブュッフェ」でも「Hilton」の「edge」に行く。何故ならばそこには「似非」ではなく歴とした

「本物」があるからだ。


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