P.R.Iパタヤ総合研究所

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チェンマイ最後の夜は何度も何度も悲しみの雨が降るのだった

      2023/07/27

「いったいぜんたい何故ビーフステーキなのだ!?」。

チェンマイ滞在最後の晩ごはんである。
「何を喰べに行こうかな?」と考えた時、最初はR氏のパエリアが思い浮かんだ。純粋に食べたかったし、メニューとしてパエリは悪くない。

しかし、いかんせん距離があるし、いずれにせよ今晩クラブには行くのでバイパスを酒気帯び運転は少しリスクが。ま、正直今日死ぬのはまだちょっと早いし、その覚悟はできていない。いや、実際昨日の夜アラレちゃんにフラレたことが確定した頃は死ぬことも頭をよぎったが、(違う。今ぢゃない!)と。

で、セカンドチョイスとして浮上したのがステーキである。
「は???」と思うかもしれないが、これは私なりのアンチテーゼである。「チェンマイ最後の晩ごはんなのだからチェンマイもしくは北タイらしいものこそ相応しい」という考え方はフツーだしダサい。では逆にもっとも相応しくないものはなんだろう?そーだ。ステーキなんてどーかな?しかもタイではもっとも食べるべきではない牛肉が良いのでは??

そー言えば、P嬢(25才)が近所にあるオススメのステーキ屋さんを教えてくれたっけ?あそこにしよう。

#รสสเต็กสันติธรรม #SteskSteak
は、タイによくあるタイプの炭火にて肉を焼くキッチンを備えたオープンエアの店。ステーキがなんと49THB〜と破格。ビーフでも69THB。オニオンリングフライは20THBという驚きのお値段なのであった。

そんなのパタヤに帰ってから食べればいいやん!とおっしゃるなかれ。チェンマイ最後だからといってそれを惜しむような真似はしたくない。だっていつでも来られるのだから…。

薄いながらカチカチのそれを噛み締めながら、私はチェンマイでの日々を思い返していた。いろんなことがあったし、とにかく楽しかった。まだ「愛する」までは至らないにせよ、「オレはチェンマイが好きだ!」と胸を張って言えるぞ。などと考えていたら、突然雨が降ってくる。

いやいやいやいや。悲しくなんてないのだ。この肉だって決して固くなんてないのだ!

さて、この後はもちろん #YAWKbar だ。アラレちゃんの顔を見てこの気持ちに決着をつけなくてらならない。

皆さんはデートのドタキャンで私がまったく傷ついていないとでも思っているのだろうか?
答えは否である。

こー見えて私がガラスのハートの持ち主だということを知っている人は少ないだろう。

そして彼女の声と笑顔に、この1ヶ月間どれだけ癒されてきたかということも…。
#steaksteak #YAWKbar






某 #YAWKbar でアラレちゃんと再会。当然の如くまったく悪びれてもいない彼女としばし会話。
「明日パタヤに戻るんだ」「ふーん。そーなんだ」「とても寂しいよ」「また遊びに来ればいいぢゃん」「ま、そーだよね」「何時の飛行機?」「午後四時」「それなら明日はまだゆっくりできるね」「うん」
この後また雨がザーッと降って来て、オレの涙だ、いや悲しくなんてない、などとお約束のくだらないやり取り。

本当は「君のことが好きだった」と伝えようと思ったのだが、結局言えなかった。だって、そんなこと言われたところで彼女からすれば「ふーん」って感じだろうし、(いい年したおっさんが何言ってんだか)となるに違いない。分かってはいるけれど、男女の仲に年齢なんて関係ないと個人的には思うし、気持ちを素直に吐露するのが悪いことだとも思えない。
でも言えなかった。ダサいなあ。

一方で、もう一人のP嬢と天秤にかけられた件をよく思われていないことも知っていた。最初二人のP嬢にちょっかいを出しておいて途中からアラレちゃんにターゲットを絞ったのだが、そのことを二人とも完全に分かっていておそらく話もしているはずだ。「アイツなんなん?最初私を誘って来たのにあなたにも声掛けたでしょう?ジャオチュー(2212浮気者)だから相手にしちゃダメよ」的なことを言っているのではなかろうか?と邪推する。もちろんカラオケや55バーと違ってフツーの店だから客の取り合いなんてことはないにせよ、二人からしたら感じ悪いことは百も承知だ。つまり、今回は私の戦略が大失敗に終わっていることは明らかであり、それはママさんが一番よく知っているはずなのである。

最後にママさんに声を掛ける。
「明日パタヤに帰ります。この店のことが本当に好きだから来られなくなるのは寂しいけれど、またいつか遊びに来ます」
「そうなのね。私も寂しいわ。チャンマイに来たらまた寄ってね!」
googlemapで高評価プラス絶賛クチコミを書いておいたので彼女は機嫌がいい。たいしてお金は使わなかったがほぼ毎日のように通ったし、ウチのスタッフにちょっかい出して!と怒られることもなかった。

それにしてもこの店にはしっかりお世話になった。私のような変態をフツーに受け入れてくれて話相手をしてくれたスタッフ達にお礼を言いたい。タイ語が通じることが確認できて素直に嬉しかったし、チェンマイの若者達の動向など様々な情報を知ることができてとてもありがたかったし、何よりいつもニコニコと対応してくれて楽しくお酒が飲めたのは最高だった。パタヤにもこーいう店があれば良いのだが、タイガール達はどーしてもホステス的要素が強いからなかなかこーいった対応をしてくれないし、そもそも売春婦ではない素人の若いアルバイトがフツーに働いている店を探すのは至難の業なのである。タイに詳しくない皆様にこのことを説明するのは難しいが、違いはヒジョーに大きく、私がチェンマイにハマった大きな理由のひとつでもあった。もちろんチェンマイにもホステスが接客する店だってたくさんあるが、今回もそちらにはほとんど行っていない。仲良くなるならやはりプロよりも素人が良いし、それはもちろんお金だけが目的ではないから。年齢や状況を考えれば難しいことは承知の上で、できればフツーの友達が欲しいのである。

最後の晩ということで、某 #WarmUpCafe へ。
週末で集客はバッチリだったものの、DJの選曲はいつもと変わらず、隣のテーブルの子達と乾杯しただけであとは何も起こらず。深夜2時に終了後、少し物足りなかったので某 #Spisy へハシゴ。しかし、観光客御用達売春婦待機型のクラブは正直居心地が悪い。一応終了の3時まで居たものの、スーパーミーハー選曲には正直もうウンザリだし、この手の店はもうお腹いっぱいかも。
ほとんど踊ることもなく、最後は深夜食堂へ。
スキーヘンを食べた後、オーナーのおばちゃんに挨拶。
「明日パタヤに帰ります」「そーなの?また遊びに来てね」「もちろんです」
二人の娘達も笑顔で挨拶してくれた。今後も家族で楽しくお店を盛り上げてくださいね。

さて、いよいよ最終日。やり残したことはないのか?

まあ、観光地などにはまったく興味がないし、自然に触れたいという感覚も希薄だからなあ。前に温泉に行ったけれど、距離が遠い割に大したことないし、それならパタヤのサウナの方が断然良い。コーヒー農園には少し行きたかったが、今回はうまいタイミングがなかった。ま、いつかまた行く機会もあるだろう。

とりあえずはGoogleMapのクチコミで高評価しまくって、チェンマイの良さを多くの人に伝えることくらいか。Mちゃんが紹介してくれたおかげもあって、とにかくたくさんの素敵なお店を知ることができたし、言葉で書ききれないほどの楽しい時間を過ごさせてもらった。チェンマイには感謝しかない。「愛してる」とまではいかないが、「大好き」と心から言えるほどこの街が気に入ったから、またいつか必ず訪れるし、できれば将来的には住みたいとも思う。

チェンマイの皆様(*ケーサツ以外)。本当にありがとうございました。

次回訪れた時も、是非また

よろしくお願いいたします!


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