P.R.Iパタヤ総合研究所

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パタヤの洋食レストランを紹介しよう2022年③

   

一体何故洋食ばかりなのか?
もちろん好きだからである。

その昔、今から30年以上前のまだ若かりし頃。二十代後半だった私はとにかくヒマさえあればいわゆる「合コン(名古屋ではコンパと呼ぶ)」ばかりやっていた。
バブル終焉間近の危うい時期だったにも関わらず、そんなこと一切お構いなしにファッションや飲み喰いにお金を使いまくっていたし、地元の飲食店についてはかなり詳しかったと思う。

合コンで知り合った女子とデートで食事する際、相手のコに「国」だけ選んでもらっていた。つまり、日本、中国、韓国、台湾、イタリア、フランス、スペインなどなど、何料理かさえ決まればいい店に案内するということ。
「何が食べたい?」「何でもいい」というお約束のやり取りを経て、「じゃあ国は?」という流れだ。
「う〜ん。イタリア」とか「今日はさっぱりと日本がいいかな」とか大概何らかの反応はあるし、完全に「お任せ」と言われればイタリアンか飲茶のどちらかだ。元々中華が大好きだったし(今でも)、当時は香港飲茶がお気に入りだったのだ。あとは、前菜を何種類かチョイスできるイタメシの店が好きでよく行っていた。
まあ、国さえ決まれば連れて行く店なんていくらでもあったから、前もって予約する必要なんて全くなかった。

合コンの時は移動が面倒だったのでバーでやることが多かった。深夜営業のカフェがまだなかったあの頃、ご飯をしっかり食べられるバーが名古屋にはたくさんあったのだ。その後、「夜でも茶がシバけるような便利な店がない」ということで1999年にオープンした私のカフェをキッカケに、名古屋の夜の街の勢力図は大きく変わっていった。

毎日毎日ウマいもの食べて、バーで飲みつつおねーちゃん口説いて、お互い気が向いたら一緒に寝て、というルーティンをただひたすら繰り返していた。「人は一生のうちに3人の相性抜群な異性と出逢うことができる。そのうちの一人がもしオレだったらどーする?」などと、今考えればメチャメチャ寒〜い話で盛り上がっていたっけなあ。フフフフ。

余談はさておき、タイに10年もの間住んでいたクセに、正直なところタイ料理はあまり好きではない。当時、国を選べと言われて「タイ!」と答える輩?など皆無だったし(*ベトナムというチョイスはあった)、「辛い(*度が過ぎる)」「油っぽい」「ジャンク」という印象が強く、野菜大好きな私にとって、某「MK」以外にこれといって行きたい店などほぼないのが現実であり、例えば一人で外食となれば洋食もしくは中華となるのが常だった。パタヤは西洋人在住比率が高く、コスパの良い洋食の店が山ほどあるのだから当然そーなるよね。

さて、今回の洋食はスペインだ。

某YouTubeパタヤチャンネルさんの情報を元に行ってみた、ジョムティエンエリアの屋台街にある
「Casa Espa~na」を紹介しよう。

スペインはバルセロナとヴァレンシアに行ったことがあるが、夕方になるとどこのバルでもカウンターに置いてある簡単なつまみがやたらとウマかったものだ。ワインさえあればオイル漬けオリーブとか野菜のマリネとかそんなので十分なのだ。

プラタナックロードソイ5にある屋台の集合ゾーンの一角にあるこの店。(こんな作りで大丈夫なのか?)と不安になるくらいメニュウは一通り揃っている。サングリアなどドリンクもちゃんとしてるし、店構えの割りに内容は悪くない。ただ、仕込みはしっかりしているのだろうけれど仕上げにやや難があるというか、提供する時の最後の味の調整にバラツキがあったのは事実。たまたまかもしれないけれど、料理によってやや味が薄かったり濃かったりしたのは少し残念だった。ま、許容範囲と言えなくもないが。
しかし、実際問題あの狭いスペースであのメニュウ数を捌くのは大変に違いない。もし3〜4組がバラバラにオーダーしたら一気にパニックになりそうだなあ…。などと飲食店経験者の私は思いつつ調理するおばちゃんの動きを眺めていた。タイの屋台のおばちゃん達は本当に大したものだ、と、いつも感心する。

今回私が食べたのは、エビのアヒージョ、トリッパの煮込み、パエリアの三種。


パタヤには他にもスペイン料理店は何軒かあるけれどいずれもお値段が結構張るからなかなか行く気になれないけれど、この店は明朗会計なので気軽に行けるし、内容も屋台にしてはよく頑張っていると思う。ただ、味については「それなり」とだけコメントしておく。
欲を言えば揚げ物はそんなにいらないから、オリーブとかマリネとかピクルスとかの冷菜というか軽いつまみが何種類かあるといいんだよなあ。まあ、文句があるならフツーにバルに行け!ってなるのは分かってるんだけどね。

そーいう店は広島にもあまりない気がする。

「なければ作るか!」って30代の頃なら思ったけれど、

そんな情熱はもうすっかり失ってしまったのだよなあ…。


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