P.R.Iパタヤ総合研究所

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それは紫外線量及びスキンケアの差なのだろうか

      2015/10/18

「アンタ50才ってホント?ねえねえ!この人50だってさ」

声を掛けられた職員達は皆忙しい様子で「ふ〜ん」ってな反応。
ま、こーいうことには慣れているので、いつものように答える。

「コンイープンナーデック、チャイマイカップ(2222113211322333)?」。「ナー」は顔「デック」は子供。つまり「ニッポン人は童顔でしょ?」ってことだ。

「そうよね」と、フツーはここで話が終わるが、時にはしつこく聞いて来る人も居る。大概は妙齢のおばちゃん(失礼!)である。そんな時は「オッカムランガーイ(222222222、トレーニング)」とか「サイスアワイルン(22322232、若いコの服着る*つまり若作り)」などとテキトーに誤摩化すが、あまりにしつこいとちょっと真剣な話をする場合もあり、曰くこーだ。

「実はオレ二十代後半からスキンケアを真面目にやっていて、毎日寝る前にクレンジング化粧水乳液を塗るのを欠かさなかったんだ。特に化粧水は<海洋深層水>を使った<SHU UEMURA>のお高い商品で、ニッポンで一本2000THB、こっちでは多分3000THB以上するよ。それで約三ヶ月分だけどね」

今までに何度この話をしたか分からないが、ここまで説明すればおばちゃん達は皆「へぇ〜。そーなんだ」と納得する。「結局は金なのね」というワケで、タイ人には一番伝わり易いのだろう。

これは実際本当の話で、モデルクラブ時代メイクのセンセイに「男の人だってスキンケアをキチンとしなくちゃダメ!年を取ってから分かるわよ」と言われ、某「SHU UEMURA」のセットをずっと買わされていたのだ。二十代後半から三十代後半まで続けたが、お金がもったいなくなって結局止めてしまった。それが効いたのかどーかは分からないが、確かに同年代の男子に比べれば若干シワが少ないかもしれない。最近目立つようになって来たけれどちょっと前まではホウレイ線もほぼなかった。

でも、おそらくはそーいうことぢゃないのではないか。

ニッポンに住んでいた頃から実年齢よりも若く見られたが、若い頃はちっとも嬉しくなんてなかった。飲食店をやっていた時も、私はただの雇われ店長で誰もオーナーだとは思っていなかったみたいだし、むしろ(もっと貫禄をつけなくては)と意識した。しかし、ノリが軽いお調子者が落ち着いた雰囲気を醸し出すのはなかなか難しい。
店を閉めてしばらく「フラフラ」した後、タイに来てからはますます顕著になる。
「まだ若いのに仕事もせずに遊んでるロクデナシ」とタイ人達の目には映っただろう。ま、否定はしないが。

実際問題、四十代前半で無職となりタイのようなゆる〜い国で苦労もせず「フラフラ」していれば老けることだってないはずだ。「55バー」に通い、クラブで遊ぶ相手も若いコばかり。まるで、鯛や平目の舞い踊りを眺めながら暮す「竜宮城」のようなものである。

そう。もう長い間私にとってタイはまさしく「竜宮城」であったのだ。時間が止まったも同然ではないか。

しかし、夢と現実の違いを知ってしまった最近ではもうそーでもないし、これから仕事をするようになればストレスで一気に老けるに決まっている。
玉手箱を開ける日はいよいよ近いのかもしれない。

無職となって十年弱。いよいよリタイアメントヴィザがもらえる年齢になって再び仕事を始めるとは、まったく皮肉なものだ。
今度は憧れの「ワークパーミット」である。ローンも組めるし「E.T.C」だって付けられる。いつのことになるやら分からないが。

というワケで、昨日無事にリタイアメントヴィザの申請が受理された。

結局、トムボーイは助手であり、ピンクのポロシャツ(*火曜日)を着た貫禄のあるおばちゃんが書類をチェック。あーだこーだ言われたが何とか受領され、滞在期間の最終日となる11月14日に行けばスタンプを押してもらえるらしい。

費用は2000THB。おいおいおい。25000THBっていったいどーいう計算?仮に90日ごとの延長申請をしなくて良いとしたって手数料としてはあまりにも高すぎるやろ!詐欺だなまるで。

まあ、確かに面倒な部分もあるけれど、思っていたよりずっとスムーズだった。タイ語が無理でもおそらく英語でオッケーだし、もし今後申請される方があれば是非ご自分でされることをオススメする。

近頃は白髪も増えてきて、さすがに二十代三十代では通らなくなって来た。

年相応に落ち着かねばな、

と、自分でも思っている。

*今日から三日程バンコクに出張。天気は良く道も空いていて快適なドライヴ後、一泊600THBの定宿にチェックイン。最近では慣れたものだ。
ドライヴ

シングル

出張


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