P.R.Iパタヤ総合研究所

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2022年最後の夕陽はなかなか美しかった

   

続きである。

12月31日(土)

集合は8:30。人数が多いのでM氏にあらかじめ某都レンタカーさんのハイエースを手配していただいている。https://miyakothailand.com バンコクの会社なのだが、6日間貸切りでパタヤ滞在中はドライバーさんの宿泊費も出すということで交渉済み。過去に何度も使わせてもらっていて、ドライバーさんでハズレを引いたことがないし、今回も良い人だった。

さあ、今日から王道のパタヤ観光ツアー開始だ。

まず「パタヤフローティングマーケット」から。https://www.pattayafloatingmarket.com
広大な敷地に造られた施設で、雰囲気はそこそこ感じられる。今でも実際に水上生活が行われている「ダムヌンサドゥアック」のような本物の臨場感はないものの、さすがに距離が遠すぎて今回のツアーには組み込めず「なんちゃって」で妥協したのだ。タイに中国人団体ツアーが来始めたら相当混み合うであろうと予想されるけれど、まだ観光客は少なくローカルタイ人の家族連れが主で、ファランの姿がチラホラくらいだった。
チケット売り場は入り口の向かって右手側をぐるっと回って奥の方にあり、ボートに乗る場合は入場料とセットになったチケットを買っておく必要がある。

次の目的地は「ワットカオシーチャン大仏壁画」。https://www.thailandtravel.or.jp/buddha-mountain-khao-chi-chan/
「削られた山に巨大な仏像が描かれている」というだけの観光スポットにも関わらず大人気であり、地方からの団体ツアーバスが大量に押し寄せていてなかなかの盛況ぶりだった。どちらかというと巨大壁画よりもそれらのバスのボディー全体にお約束のように描かれている上手いのか下手なのかよくわからない謎の絵と大量に貼り付けられているUDトラックのロゴの方が、個人的には興味を惹かれた。
公園みたいな場所であり入場は無料。それがローカルツアーに人気の理由でもあるのだろう。

少し時間が巻いた為、午後の予定を繰り上げて「タイガーパークパタヤ」へ。http://tigerpark.co.th/about/
「虎と一緒に写真が撮れる(だけの)パーク」であり、これは海外旅行客に大人気のスポット。受付のチケット購入段階で「ミニタイガーは待ち時間1時間以上」と判明し、「中虎」「大虎」の二種類を選択。それでも30分以上の待ちという大盛況ぶりである。
(あんな恐ろしい獣と一緒に写真撮って何がオモロイねん!?)と個人的には思うが、確かに日本(や他の国)ではあり得ないという「非日常感」はあるのかもね。ちなみにタイガー達は飼育係によく調教されていて「客が襲われた」というニュースは聞いたことがない。今のところは。

お昼ご飯は通り道(テパシットロード)にあるクイッティアオ(22112)屋さんで。

午後一番で「パタヤパーク(タワー)」に。https://www.pattayapark.com
古くからあり建物も老朽化している高さ170メートルのタワーのてっぺんから「ワイヤーに吊り下がって滑り降りる」という、これまた正直個人的には1ナノも興味ないアクティビティーが目的。施設には併設の巨大プールもあるものの大したことはない。
せっかく通り道沿いでごはん食べたのに、ドライバー氏がUターンを拒んでテパシットを左折してしまった為、結局3rdロードまで出てしまい結構なタイムロス。(裏道行くのかな?)と思ったのだが、結果違った。アテンダーとしてはここでイラっとするものの、強く言わなかった点を反省。(元)パタヤ住人の私の方が道は知っているのだからね(相当な方向音痴だが)。

この時点で予定に入っていた「エレファントビレッジ」を飛ばしている。理由は夕食前にマッサージを入れたかったから。「まあ、象にはアユタヤで乗れるからね」。こうした臨機応変さが個人ツアーの良さであり、そこで柔軟に対応できるかどうかがアテンダーの腕。この時間ジョムティエンエリアのマッサージ店はどこもいっぱいであり、ソイ7の集合地帯の中にある3店に「2名」「2名」「3名(自分含む)」と分かれて1時間の足マッサージ。通常のアテンドなら自分はピックアップの為待機だが、今回は自分も遊びに来ているので甘えさせてもらった。で、最後にスタートした我々3名は10分ほど早く終えて姪っ子チームを迎えに。何しろ初めてのタイであるから、少しでも不安にさせるワケにはいかないのだ。

夜ごはんは某「プーペン(3333)シーフードレストラン」。https://www.facebook.com/pupen24/
ジョムティエンビーチ終点にあるカニのマークの超有名店。大晦日ということで、夕方5時前にも関わらずカウントダウンをパタヤで過ごすタイ人客でごった返しており、予約名簿に名前を書いてもらった時点で13組待ち。そう。ここは店が巨大過ぎて事前予約は受けておらず来た順番にご案内なのである。ややヤキモキしたものの、十数分で席に案内され「ホッ」とする。テーブルの場所も(偶然)まあまあ良い場所でビーチが一望できて雰囲気はバッチリ。店内にはカニでできた立派なクリスマスツリーが。下手をすれば年が明けてもツリーが撤収されないというタイあるあるだ。



エビカニなどをたらふくいただく。伊勢海老の丸焼き(チーズがけ)を初めて食べた。何とも贅沢である。




当日は天気が抜群に良かった為、パタヤでは珍しく夕陽がキレイに海に沈みゆく様子が見られた。2022年最後の美しい夕焼けである。

さて、こんなことで満足してなどいられない。予定ではこの後某「ティファニー」のニューハーフショー見学。https://www.tiffany-show.co.th
チケットは前もってネットで予約してあって時間が決まっているのだ。カウントダウンイヴェントがあり渋滞は既に始まっているから、余裕を持って店を出る。ホテルが目と鼻の先なので各自一度部屋に戻って小休止後、会場へ。ドリンクサーヴィスの件でいぢわるなおかまちゃんバーテンダーと一悶着あったが、ショーには無事間に合う。所要時間90分。その間私はちょっとご無礼してマッサージへ。

ここまでで都レンタカーは業務終了。後の移動はソンテウ(2212)を貸切るしかない。

本日のメインイヴェントである
「カウントダウンの瞬間をどこで過ごすか?」については直前までの侃侃諤諤の論争の末、結局「ホテル前のビーチで」ということに決まっていた。①バリハイのカウントダウンメイン会場(*花火が打ち上がる)②どこかのルーフトップバー③「センタン(セントラルフェスティバルパタヤ)」のカウントダウン会場④「WS」近くのビーチ⑤ホテル前のビーチのいずれかだったけれど、翌日も早いし撤収のことを考えた上でのことである。何しろ日程が詰め詰めであり皆結構お疲れモードに違いないから。
それでも「雰囲気だけは味合わせてあげよう」と、とりあえずメイン会場のバリハイ埠頭まで行ってみることに。当然の如く現場付近は大渋滞であり、会場近くでソンテウを降ろされて10分くらい徒歩で移動。廻りはローカルタイ人しかも若いコばっかりで一種異様な雰囲気。ステージでは大御所ラッパーF.HERO氏のMCでアリーナは既にヒートアップ状態である。時刻は10時過ぎ。会場付近には、どーだろう。数万人は集まっているのではないかと思われた。もちろん私としては若きタイガールに目がないワケであるからその場にずっと居たかったけれど、後ろ髪をひかれつつホテルへ戻ることに。
しかし、当然のことながら貸切りソンテウは捕まらない。やっとのことで停まってくれた夫婦で乗る車の助手席のおばちゃんになんとか頼み込んで乗せてもらう。来るときは250THBだったにも関わらず帰りは500THBボッタクられるも、まあ仕方あるまい。

女性陣にはホテルの部屋で寝る準備をしてもらい、午後11:30には徒歩でビーチへ。パタヤビーチの端と端だからメイン会場までは2kmくらいの距離であろうか?それでも辺りは意外にも既に人でいっぱい。遠いから少ないと思いきや、こんなところまで溢れんばかりの人が集まっているとは。そのほとんどはタイ人の家族連れで、クーラーボックスで酒などを持ち込んで皆で盛り上がっていた。我々は「7-11」で乾杯用の飲み物を購入して、おじさんが売っていた50THBのビニールシートを買って皆で座りカウントダウンを待つ。
ただ、誰の時計に合わせるでもなく近所にMCもいない為(当たり前)タイミングが分からない。(こんなことならケータイで中継を見ながらオレが仕切れば良かった)などと元MCの血が騒いだが時既に遅し、しばらく前からビーチ付近ではフライングのしょぼい花火がそこら中で打ち上がっており、グダグダの雰囲気の中、いよいよメイン会場で本物の大きな花火が打ち上がり始める。

「ハッピーニュウイヤー!!!」「サワディーピーマイカップ!!!」

たくさん遊んで長かった大晦日が終わった。
この後男性陣は一応夜の街に向かったものの、さすがにしんどくて早々に撤収した。

いやいやいやそれにしてもよく遊んだものだ。これだけ内容の濃いツアーもそうそうないのではあるまいか。
しかし、まだ二日目。明日も行程はしっかり詰まっている。

それではおやすみなさい。


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Comment

  1. ファンmix より:

    パタヤの激混みカオス状態の時に観光するなんて、想像しただけでも大変ですね〜

    たとえ旅に疲れたとしても、初めてのタイはきっと楽しかったでしょうね。

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