P.R.Iパタヤ総合研究所

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この季節になると必ず思い描くいくつかの風物詩

   

風物詩

「寒っ!」

タイでは「デフォ」のエアコン効かせ過ぎ室内は別にして、今シーズン初めてそう感じたのは「WS」のクラブ某「インソムニア」の一階海側テラスでのことだった。

コットンガーゼ素材(やや生地が厚め)の長袖シャツの袖を捲らずに肌寒いってことは気温がかなり低く、爽やかな風が吹き抜ける件も考慮して体感で20℃強程度だろうか。フィリピンからヴェトナムに抜ける台風や地球温暖化の影響なのか今年は例年よりも涼しくなるのが遅く、年末を目前にようやく最高の季節の到来を実感できた。ニッポンでいえば「薄紅の秋桜が陽溜まりにさりげなく揺れる秋の日」(*○ァック!JASRAC)といったところか。いやちょっと違うな。とにかく、沖縄を除く(?)ニッポンでこれを読んでいる方々には申し訳ない位素晴らしいシーズンがこの先二ケ月ちょっと続くと考えただけで、寒い冬から逃げるようにこの国に移って来た甲斐があった、と、心から思えるのである。

もしニッポンに居たら、今頃石油ファンヒーターの前から1ナノも動けまい。クシャミ連発でゴミ箱はティッシュの山。あ〜もーマヂで「キィィィィ」ってなるくらい嬉しくてタマラナイ。

ごめんなさいね。この季節になると必ずこーしてどこかのタイミングで南国に住む「喜び」を爆発させないと気が済まなくて、毎年毎年同じような文章をどこかに載せているワケなので、まあ「風物詩」と思って勘弁して欲しい。とにかく、私同様寒いのキライな皆さんはパタヤもしくはプーケット旅行を是非是非オススメする。ハワイもいいけどタイもいいよ〜!

さてこの時期、何が嬉しいって服が「二枚」着られる件。「重ね着」によるファッションを楽しめるのがどれほど有り難いことか!ニッポンの方々にはきっと分かってもらえないだろう。たったそれだけでヴァリエーションは格段に増える。「アレ」と「アレ」(ボトムス&トップス)とさらにもう一着「アレ」を合わせられるのだからね。私の場合それが普段から持って歩く「カーディガン」の類いではなく「薄手のブルゾン」や「ジャージ」だったりする。これらが着られるのはほんの一瞬なのよ。実際問題。

そして、タイピープルのセンスの悪さもやはり際立つ。「ここぞ!」とばかりに頑張って重ね着するものの、慣れていないからなのかアイテムが少ないからか「えっ?ソレにコレ合わせちゃう??」というタイガールをそこら中で見掛けるワケで、これもまあある意味「風物詩」と言ってよいのかもしれない(ちなみに男子は涼しくてもあまり重ね着はしないかなあ)。

「風物詩」と言えばもう一つ。チェンマイチェンライなどの北部地方では結構な数のおじーちゃんおばーちゃんが死ぬ。寒くて凍え死ぬのである。暖房機器がないから毛布を頭から被って寝るのだが、朝にはそのままあの世行きなのだ。毎年一月二月になるとそんなニュースが頻繁に流れる。

ただ、考えてみればこれはなかなかの「安楽死」と言えるのではないか。

でも、やっぱり個人的には寒くて死ぬのはイヤだなあ。できれば「サウナルーム」を出て冷水に浸かった瞬間に心臓マヒで死にたい。

この季節になるといつもいつも

そんなことを考えるのであった。


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