P.R.Iパタヤ総合研究所

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*

職場スタッフとうまくやっていくということ

   

(なんだか変なおっさんが来たなあ)

スタッフ全員がそう思ったに違いない。

タイから一時帰国していてしばらくしたらまた戻るのでそれまでお世話になります。と言われたところで(は〜?)となるのは当たり前である。しかも店長代理?この店はずっとオレらが仕切って来たんだけど!まあそーだよねえ。

だからこちらは「先輩方色々教えてください」と、あくまでも下手に出るしかない。十代の学生達にも「さん」付けで偉そうな態度などこれっぽっちも見せるつもりはなかった。それでも数日後にはいきなり会社本部の人事部長から「〇〇さんの動きが悪いという声が伝わって来ています」と言われて驚いた。確かに身に覚えはある。他のスタッフの仕事を取ってはならない、と若干遠慮していた。「長」のつく人間は自分が動くよりも他人を動かすべき、という感覚が自然に身に付いてしまっていたのだ。

それからはすべて率先して行動。メチャメチャハリキッてみせたらしばらくしてようやく雰囲気が良くなり学生諸君もなついてきた。特に男のコ達は私のある種数奇?な人生に興味津々の様子で質問攻めにあったりする。イマドキの若い子達は本当にクールで大人びていて実際にしっかりもしているけれど、所詮はまだ子供。未来のある彼らが心から羨ましいと思ってしまう。

一方、パートのおばちゃん達とは年齢が近い分すぐに打ち解けたが、問題は女子大生だ。一部ものすごく感じ悪いコが何人か居て挨拶もロクにしないくらい。(コイツらひょっとしてオレの変態性を見破ったか?)と危惧しつつM寄りの私は彼女らの冷たい態度に密かに萌えていた。ところが別の機会話してみると実はすごくいいコだったりするから、人間は態度や印象だけでは分からないものだ。

さて、仕事内容はと言えば、何十軒も店舗展開しているだけあって実に効率が良くオペレーションシステムもシンプルにまとまっている。機械が苦手なので「ハンディー」と呼ばれるオーダーを無線で飛ばすマシンにはなかなか慣れなかったけれど、レジも伝票を「ピッ」と読み込むだけだしヒジョーに簡単だ。これをそのままタイに持っていければいいのだが、日本語だから難しいだろうなあ。

一点だけ気に入らないのは「ピンポーン」と店員を呼ぶインターホン。一部隔離された席や死角になるテーブルがある為仕方なく設置してあるのに、ボタンが置いてあるとなるとやたらと押されるからアタマニクル。表示された番号を確認して目の前の席だったりすると(声を掛けてくれればいいのに!)とマヂで思うし、週末の忙しい時間帯は「ピンポーンピンポーンピンポーン」と連続で鳴るのでヒジョーに鬱陶しいのだ。まあ文句を言っても仕方ないのだけれど……。

というワケで、せっかく慣れてきた職場をあと少しで離れるとなるとほんの少し寂しい気もしなくはないが、それよりも何よりも問題はバンコクでどのようにやっていくか、という話であって、なんだかんだ言ってとても優秀な日本のアルバイト諸君とは違うゆるゆるのタイ人スタッフ達をいかにして束ねるかがとても大きなメインテーマなのである。「雨降ったら全員来ない」とか「三歩進んだら既に頼んだこと忘れてる」とか、タイの飲食店店員の噂はロクでもないものばかりだからなあ。

結局は人海戦術しかないのか。

う〜む。先が思いやられるな。

*日本では常に充実のお菓子ボックス(本文と写真とは関係ありません)。


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