かのイタリアでどーも。歌うカッコいい国歌。歌うモードでありたいのか?(ネタバレ有り)
「やっぱりカッコいいなあ!」
イタリアの国歌を久しぶりに聴いて思うのだった。
正直、ドイツとイングランドの国歌はもう聴き飽きた。何しろ優勝するのはいつもメルセデスばかりなのだから。
そう。F1GPの話である。
先程終了した前半戦最後のハンガリーグランプリは、終盤にかなり順位が入れ替わってなかなか面白い展開だった。ネタバレになってしまうが、表彰台にて優勝ドライヴァーと優勝チームの国歌がそれぞれ順番に流れるのであり、現状イタリア人ドライヴァーは居ないので、フェラーリが勝利を飾ったことになる。
ヴェッテルやフェラーリの社長が、いずれチームに入る予定だったという先週亡くなったばかりの若きフランス人ドライヴァー、ジュール・ビアンキへの追悼と共に「この勝利を捧げる」とコメントしており、ちょっと「グッ」ときた。
http://ja.espnf1.com/ferrari/motorsport/story/204951.html
心よりご冥福をお祈りしたいと思う。
さて、しばらくの間観ていなかったF1だが、タイに来てから再び観るようになったのは、よーするに時間がタップリあるから。しかし、数年前まではそれなりに面白かったのに、1.6リッターV型6気筒ターボエンジンになった昨年から一気にツマラなくなった。
その最も大きな理由はエンジン音。低くこもったような音であり、2.4リッターV8自然吸気エンジン当時の迫力がまったくない。おまけにガソリンの搭載量まで制限され、チームやドライヴァーが燃費まで気にするようになってしまい、以前に比べて抜きつ抜かれつの展開が「グッ」と減り、しかもかなりタイムが遅いとなればもう魅力はほとんどない。
当然「レギュレーション」の問題も大きいが、商業的にも間違った方向に行っていないか。いくら環境問題に敏感な時代であっても、モータースポーツ、しかも最高峰のF1に限ってはそんな細かいことなどまったく気にせず、思い切りガソリンをまき散らしながら競い合うべきと思う。
このままではどんどん人気が無くなるのが明白であり、できるだけ早い対処を願って止まない。
というよーなことは専門家を始めいろんな人がしつこく言っているからもういいよね。
家のケーブルTVでは観られないのでいつもわざわざ近所のバービアまで出向くのだが、そこはドイツ人の溜まり場であり、メルセデスチームとヴェッテルさえ調子が良ければ大盛り上がり(ヒュルケンベルグも?)。
「HONDAエンジンはちっとも調子が上がらないのお。ほほほほほ」とたまに声を掛けられるが、慰められているのか何だかよく分からない。悔しいけれども、完全なアウェイなので、まあ仕方がないか。
それにしても、少なくとも私の知る限り一番カッコいい国歌は断トツでイタリアだと思う。
「カッコいい」の定義は曖昧だが、勇ましく勢いがあり、例えばサッカーの国際大会の試合前のように「これから闘う」というタイミングで皆で歌うには「バッチリ」な気がする。途中で一旦転調し、少しだけマイナーコード進行になった後、最後にまた一気に盛り上がるあの感じがタマラナイ。ま、これはあくまでも個人の感想だが。
というワケで、敬意を表して回文(上から読んでも下から読んでも同じ)を作ってみた。
「カッコいい国歌」自体がすでに回文なので、
少し足してみただけなのだが(無理矢理か?)。
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